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縞板のコースター、発売します!

東京都大田区町工場で製造している日用品ブランド goodware. の商品化第二弾となる「縞板コースター」を紹介します。
商品ページは↓こちら。


すべりにくくて、コップにくっつかない
屋外の階段などでよく見かける滑り止めの縞板を使ったコースターです。
縞板の表面はPVC(ポリ塩化ビニル)でコーティングされており、コップを置いた時に滑りにくくなっています。
また、縞板の特徴である互い違いの突起形状によってコップとコースターが面で接さなくなり、コップを持ち上げた時にコースターがコップの底にくっついてしまう「あるある」現象も起きません。


陶器のような質感
遠目で見ると白磁のような質感ですが、触ると柔らかいのが特徴です。PVCでコーティングすると、無骨な縞板のエッジがボヤけて柔らかい印象になりました。


ディップ成形
縞板コースターは、軟質樹脂加工を得意とする東京都大田区町工場の株式会社エポゾールで量産していただきました。

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PVCのコーティングは、「ディップ成形」という成形技術を活用して実施しています。チーズフォンデュのように材料をディップしてコーティングするイメージです。
水槽には「プラスチゾル」というペースト状の軟質樹脂が溜まっており、150度まで加熱した材料をディップしてコーティングします。プラスチゾルは塩化ビニル樹脂粉末・可塑剤・安定剤・顔料などを混合したペースト状の液体で、加熱すると硬化します。
成形の流れは、材料(縞板)を電気炉で加熱→水槽へディップ→電気炉で再加熱(仕上げ焼き)→完成、となります。

吊り下げた材料をディップします


素材の特性
ディップ成形品の主な効果としては、感電防止・怪我防止・緩衝効果・クッション性などが挙げられ、ねじなどの防錆・電線やケーブルの絶縁キャップ・製品突起部の保護などの用途で使われています。
屋外での長期利用も可能で劣化しにくいため、ご家庭でも安心してご利用いただけます。飲み物をこぼしてしまっても、もちろん丸洗い可能です。

お気に入りの一品に仕上がっているので、是非実物をお試しください!


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