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【加齢による骨格の変化を知ろう】



最近、若いころとなんとなく顔の形そのものが変わってきた気がする…。そんな違和感を抱くことはありませんか? その違和感、“骨が縮む”ことが原因かもしれません! 老化に伴い骨が縮む理由は…?

◉ホルモン不足で『顔が骨粗しょう病』状態に

加齢とともに骨は縮みます。親や祖父祖母世代が若いころよりも小柄になるのは、そのため。顔の骨格も同じです。こめかみや頬、あごの骨が縮めば、額や頬の皮膚は余ってたるみ、シワが増え、輪郭がもたつき、こめかみや頬の下部はこけ、眼の下は陥没…その影響は多岐にわたります。

そんな顔面の骨老化は、ホルモンの値とも関係が深いといわれています。
そもそも、顔面すべての部位に骨があるわけではありません。たとえば目・鼻・口は開口部。この開口部はつくりが複雑、かつ動きのある部分なので、その周辺には老化の影響が現れやすくなります。こめかみや額、 眉間、 頬、 あご先など、高さがあった部分は萎縮して平坦に。



一方、骨そのものが縮むので、 目や鼻の穴部分は広がっていく。 そして、顔面骨の体積そのものが減ってしまうのです。こうした骨そのものの変化が、女性ホルモン不足によって起こります。その原理は、骨粗しょう症と同じ。顔面骨がプチ骨粗しょう症的な状態になり始めています。


骨の中のカルシウムが不足するのは、年を取るとカルシウムの吸収が悪くなるから。すると体は、血液中のカルシウム濃度を一定にするため、骨のカルシウムを動員するのです。骨粗しょう症は女性ホルモンの低下とも関連しているので、中高年の女性に多い病気ですが、カルシウムの吸収が悪くなった男性にも起こります。

カットでどのように対策を組んでいくのかは、またの投稿でさせて頂きます。

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