アラジンと陰謀論の1日
半年くらい前の話になるけれど、ある日遊びに来ていた友人が、ある芸能人の自殺のニュースをおかしいと思ったのをきっかけに色々と調べ始めたら世の中の暗い部分、恐ろしい部分、陰謀論などをどんどんと知ってしまって、、という話をしていた。
ロンドンオリンピックの開会式のセレモニーがまるで今の社会現象を暗示しているようなものだったり(動画で見ることができたけれど、本当に何これ👀な演出でびっくり!)、さらにもっともっと昔に出たカードゲームが世界の大事件を全部予言している、という話だったり。
ただただ単純に不思議に思うのだけれど、世の中には戦争をしたがる人々、牛耳りたい人々が本当にいるみたいだ。
「頑張っている人が大変な思いをして悪い人がのうのうと生きている世の中が嫌だ」と友人が言っていたけれど、私も本当にそう思う。だってそんなの単純に考えておかしいし。そういうことを考える人たちには子供やペット、愛する人がいないのだろうか、といつも思う。
そして同じ日の夜、金曜ロードショーで実写版のアラジンがやっていた。
映画館にも観に行ったけれど、実写版はミュージカルでダンスも曲も楽しいし、ジャスミンが可愛くて潔くてかっこいいし、アラジンも優しくてユーモアがあってかっこいいし、アラビアの世界は可愛いし、私の大好きなわかりやすいハッピーエンドだし、大好きな映画のひとつ。
観終わってとても素敵なハッピーな気分で、ウキウキとサントラを聴きながらふと、
ああ!私の求めているのってこういう世界じゃないか!
悪人がやっつけられて、国民のことを想う優しい人たちが勝って平和で美しい世界を築く。
愛があって笑顔があって歌があってダンスがあってユーモアがあって。
だから私はこんなにアラジンが好きなんだ!
と思った。
この日の友人以外にも陰謀論に詳しい友人が2人いるので、私もなんとなく彼女たちから聞いてそういう暗い世界、悲しい世界があるのは重々承知している。
でもアラジンのような美しい世界もある。
この世の中は本当に両方ともがある。
悪い人もたくさんいる。嫌なことも悲しいこともたくさんある。こんなことを言っている私だって、100%善人なわけではなく、黒い部分だってある。
だけど愛の世界も不思議な魔法のような力も確実にある。
暗い陰謀論的な世界があるのもちゃんとわかりつつ、私はアラジンの世界のような美しくて明るくて陽気で愛のある世界を見ていきたいし、作りたいし、伝えていきたい。
善人の優しい気持ちが勝って、悪者の意地悪な心は負ける。
そんな世界であって欲しい。子供達には世界の美しいところ、素敵なところを信じて生きていってほしいと思う。
アラジンがジャスミンに「僕を信じて」と言って絨毯で飛ぶシーンで涙するけど、本当に『信じる』は私の今年のテーマなのだ。
私もその美しい世界を信じて生きていきたい。
そして天からもらった私の力を、その世界を強めるために生かしていきたい、と強く思った。
両極端の世界を見た1日だった。
こちらの記事がお役に立てたら幸いです!