お客様を仲間にして、企業目標を達成するコミュニケーション
さまざまなキャンペーンやお店に寄りたくなる仕掛けを展開しているスターバックスですが、最近の展開には他にはない面白さがあり話題になりました。
それが、
タンブラー部
です。
こちらは、5月31日～6月30日までの間に、ドリンクを購入する際に自身のタンブラーやカップなどを持ち込むと、通常22円だった割引が55円になるというキャンペーンです。
ドリンクが55円引きなんて！！と
とても嬉しいキャンペーンですが、
しかし！
それだけで終わらないのがスタバのおもしろいところです。
その内容とは、全お客様のタンブラー利用を「部活」と例え、この期間の活動を「夏合宿」と呼び、その利用数によってプレゼント企画を増やしていくという仕組みです。
そして、わたしは「部員」です。
私の1杯で貢献できるかもと思えます。
（画像はスターバックスコーヒー ジャパンHPより）
今回、目標だった70万杯を達成したため３つのプレゼント企画が行なわれることになりました。
ちなみに、このキャンペーンのタイミングでこちらのリユーザブルカップも発売され、とても話題になりました。
それがこちら。
ちなみに、スタバのタンブラーでなくても他社のものでも、マグカップやグラスでも量が入るものであればタンブラー割引をしてくれるところもスタバの魅力ではないかと思います。
私も普段からこのようにタンブラーやカップ、グラスなどを持ち込んで、お得かつ映えもするように楽しんでいます。
スタバでは、カップ、リッド、カトラリーなど使い捨て資材削減を目指す4つの施策（プレスリリースはこちらから）を、2022年春に開始して、今後の拡大も発表しています。
今回の「部活」もその一環なのです。資源を削減しましょうーと言われても、そうかもなと思うだけですが、「部活」という言葉を使ったユニークさ、企業の取り組みを身近に感じられる今回のキャンペーンは素敵だなと感じました。
皆さんもスタバのちょっとしたお得を楽しんでみてはいかがでしょうか。
※記載の情報は執筆当時（2023年7月）のものです
編集猫 KAURU memo
環境や社会に良いことに参加して、割引もあると、ただの値引きよりもお得だけではない価値を感じられます。
お客様を「仲間」にして、一緒に企業目標（自社の利益ではなく社会や環境という所が大事ですね。）を達成する仕掛けとしての「部活」は、今日も参加しよう＝もう1杯飲もうと思える、優れたコミュニケーションですニャ。
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