「お客さまにとって最高のEC体験を実現する中でサービスも継続に発展していく、そんな共栄的な事業へ」、Sintarioがエンジニアとしてカウシェにジョインした理由
こんにちは。カウシェです。
今回は社員インタビュー第五弾として、エンジニアのSintarioにカウシェにジョインした理由や今後の展望について聞いてみました。
Sintario(黒沼 慎太郎/ Kuronuma Shintaro)
PCにインストールするパッケージアプリケーションの開発者としてキャリアをスタート。四国で開発を担当し、外部との通信が少ないアプリケーションを作っていたが、iPhone の普及によりモバイルアプリの企画開発に関わる機会を得たことで、モバイルアプリ・Web系の開発に関心が移る。東京に居を移すとともに Web 系企業に転職、以後 EC やヘルスケアのサービス開発に携わる。
■インターネットの台頭により人生が540度変わり、「知恵次第で何でも作れる」ソフトウェアエンジニアの道へ
——これまでのキャリアではどんなことをされていましたか?
同じことを長く続けていくのがあまり得意でないようでちょくちょく変わっております。
新聞の折込チラシをモバイルアプリで配信するサービスに関わったり、健康を推進するウェブサービスのウェブ側を担当したり、万歩計アプリをいっぱい書いたり。少しの間マネージャー職もやっていたことがありますが、人にフォーカスするよりも作るものにフォーカスしたくなって結局エンジニアに戻りましたね。
直近は Android が作り心地が良かったので、 Android アプリ開発者としてフリマアプリやスマホ決済サービスの開発に従事していました。
——いろいろな経験をされた後、結局エンジニアの道に帰ってきたんですね。そもそも、どうしてこの道を選んだのですか?
学生の頃、インターネットがちょうど台頭する時期でしたので、インターネットを駆使すれば今までとは比べ物にならないくらい多くの情報にリーチできることに人生を540度くらい方向転換するほど驚き夢中になりまして。
その中でも自分の関心はハードウェアよりはソフトウェア側、提供されているサービスの上でどんな事ができるか、みたいなことが中心でした。それで、知恵次第で何でも作れるソフトウェアエンジニアの世界に興味を持ちました。
■サービス立ち上げ期にあるカウシェで開発をすることを魅力に感じ、副業メンバーとしてジョイン
——KAUCHEに出会ったきっかけ、そして副業メンバーとして携わることを決断した理由を教えてください。
Android アプリの最初のリリース前の開発の終盤あたりで、CTOの深谷さんに手伝ってほしいと打診されたのがきっかけです。
もともと買い物が好きなのと、サービス立ち上げ期でまだまだこれからフットワーク軽く作っていけるというのとで、やりがいのありそうな案件だなと感じてお手伝いすることにしました。
——なるほど。副業メンバーとしてジョインしてからは、どんな業務に携われてきましたか?
Android 版の開発をしています。具体的には、設定・グループ購入・購入履歴・サインアップ・SNS共有などをしてきました。
——幅広くやられてきましたね。副業をしてみて、難しいなと思ったことはありましたか?
どちらかというとやり込みすぎてしまうという意味で時間配分が難しいところはありました。
副業メンバーというのがどこまでサービスに対して意見を持って取り組めるのかは自分の中では少し葛藤があったんです。下請けに近い立ち位置で発注者の求めるものを作るのに徹するべきなのか、利用者のために良いと思う形を一緒に探っていくべきなのか。
実際にやっていく中で、カウシェはお客さまのためにいいものを作るところを大事にしていて、副業かどうかは関係なく提案的にものづくりしていける組織だなと悟るに至るわけですが。空気感が察せるまでが副業の最初は少し難しいですよね。
■大きな裁量を持ちながら形のないものを形にしていくスタートアップの面白さを体感し、副業からフルコミットへのシフトを決断
——副業メンバーとしても熱いパッションを持って大活躍していたSintarioさんですが、2021年5月には正社員としてカウシェにフルコミットすることに。その決断に至った理由について聞かせてください。
自分の中では、 2021 年の初めくらいにはカウシェに時間を注ぎたいという気持ちが大きくなっていたように思います。
副業で従事していく中で、形のないものを形にしていく作業に大きな裁量を持って取り組むことを久しぶりに体験し、スタートアップの面白さを再認識したのが大きかったですね。年齢を重ねて自分の中では安定志向になってきたつもりでいたので、より厳しい環境でのチャレンジの方が魅力的に思えたことに自分自身でも驚きました。
——Sintarioさんの正社員化には社内でも大きな反響がありました。大企業からスタートアップへの転向ということで悩んだかこともあるかと思いますが、周りの方の反応はいかがでしたか?
前職のような安定期に入った大企業に比べるといろいろな面でどうしてもダウンサイドはでてくるので家族とは相談しました。最終的には、情熱を注げるものに関わっていくことを家族も応援してくれました。
——このタイミングのKAUCHEにフルコミットする面白さはどこにありますか?
まだまだ足取り軽く改良できる、というのがやりがいを感じることの一つです。
ユーザーベースがある程度積み上がってしまうと、変わっていくことに慎重さが求められる瞬間がやはり出てきますが、カウシェはまだまだ、大胆な変化やチャレンジがむしろ求められています。お客さまと一緒に自分たち自身を成長させていける段階です。
ものづくりを通して人々の求めているものを読み解いていくのはすごく面白いことだと思います。
■お客さまに新しい価値を届けられる日を楽しみに、柔軟な組織の中で積極的に試行錯誤を続ける
——カウシェにジョインしてから7ヶ月。カウシェで働いて良かったと感じるのはどんな瞬間ですか?
お客さまがシェア買いを楽しんでいらっしゃるのが見える瞬間にはやりがいを感じます。
自分自身もカウシェでかなり買い物していますが、今までのECとは違う体験のように感じています。案外ドライな購入体験でもなくて、品物の紹介があったり、こう使うんだよって利用者同士で助け合っていたり、シェア買いに参加させてくれてありがとうございました、みたいな感謝のコメントが飛び交ったり。よくあるECサイトのレビュー欄とも違う、温かさや居心地の良さみたいなものを感じます。
——ジョインしてから感じているご自身の変化や成長はありますか?
物事を進めるのは自分自身、という環境ですので、遠慮深く静かにしているよりも、もっとやりたいようにやったほうがいいなと、割と自重しない姿勢でやっています。
——Sintarioさんの積極的なお仕事ぶりからは周りのメンバーも刺激を受けているようですね。カウシェで働いていて、事前の認識とのギャップはありましたか?
入社プロセスの中で、社員は一箇所に集まって開発したい、という会社側の当時の方針というのがありまして。膝を突き合わせて仕上げていく熱量を大事にしたいという話だったのですが、一方で自分は東京の西側に住んでいるので都心に毎日通勤すると時間も体力もごっそり奪われてしまい、リモートワークの恩恵にむしろあやかっていたほうでしたので、これは折り合いつかないかもなと、門奈さんと話し合うことに。
その時、門奈さんはぼくの事情も酌んでくださって、やるなら全社フルリモート導入の可能性も含めて検討したい、と社員ヒアリングをしてその内容も教えられる範囲で教えて下さいました。結果としては、プロダクトチームが対面コミュニケーション必要と判断するケース以外はフルリモート社員として稼働するモデルケースとして取り組ませていただける事になりました。自分たちを柔軟に変えてチャレンジしていける姿勢がカウシェにはある、という点がとてもポジティブに映りました。
——状況に応じて変化できるフレキシビリティは組織にとって大事な武器ですよね。リモートワークは実際やってみていかがですか?
フルリモートでやっているんですが、必要な資料やツールにはちゃんとアクセスできていますし、労働環境については特に困っていないです。デッドラインがすべてを決めてしまうような無理積みもないですし。週次でプロダクトチームのテレビ会議ミーティングをしていてメンバーとも顔を見せ合うコミュニケーションの場があります。
——メンバーとうまくコミュニケーションを取りながら支障なく業務をこなしていて、まさにフルリモートのロールモデルと言えると思います。周りのメンバーに対してはどんな印象を持っていますか?
・門奈さん(CEO)
入社を検討するまで副業中も実は直接お話したことがなかったので、中国を始め本場のシェア買い事業を見てきて挑もうという人なのでどんないかつい人なのかな、と結構ドキドキしてたんですが、実際にお話してみると飾らない人柄が愛くるしい人ですよね。なんかすごく一緒に事業を育てていきたい気持ちになりました。
・深谷さん(CTO)
オーナーシップというかリーダーシップの発揮が得意な人だなと思います。技術者としては、ちゃんとご自身の中に「こうしたい」「こうありたい」がある方だなと感じますね。コードレビューやディスカッションでも全体と細部を両方見ているし、違和感や提案があれば率直にコメントをくださるので、それが自分の励みになっています。
・kotaさん(COO)
先日プロダクトについてのディスカッションをする機会があり、その時に「利用者を第一にしている」とおっしゃっていて自分と価値観近そうだなと思いました。物静かな語り口なんですけど、内に秘めた思考の深さと懐の深さが垣間見えることも多いです。
・kikumaさん(エンジニア)
前職からの同僚で、本当に頼りになる方です。業界通で顔も広いし、専門領域での見識の確かさも言わずもがな、モバイルアプリ開発の世界で着実に学びと実績を積んでこられた方だなと実装物を見て惚れ惚れすることもよくあります。立ち居振る舞いは自分に比べると大人だな〜と感じることが多いです。
——観察眼が鋭くて面白いです!個性豊かなメンバーと一緒に働く中で、カウシェのミッションやビジョン、バリューは日々感じていますか?
どちらかというとまだこれからなのかなと思っています。
自分たち自身も、
- カウシェってなんなんだろう?
- なにが本質的な価値なのだろう?
- どんな世界に向かっていこうとしているんだろう?
を問い続けているので、その試行錯誤の成果が少しずつでも価値ある具体的な何かとしてお客さまに届く瞬間が楽しみです。
■お客さまにとって最高に楽しいEC体験を実現することで、カウシェのサービスも継続的に発展していく、そんな共栄的な事業をしていきたい
——今後、カウシェを通して実現したいことはありますか?
お客さまにとって最高のEC体験を実現できたらいいなと思っています。
ECは対面手続きもほとんどないし、あらゆるものが手に入れようと思えば手に入るので便利なんですが、一方で、気づけていない欲しいものや、もう買ったもの、特別な手段でしか手に入らないものなど、利用者が能動的に情報にリーチしないと本当にお得に便利に立ち回るのは実はまだ難しいところがあります。
シェア買いという、今までと違った情報の流通をともなう購入ストーリーを通じて、利用してくださるすべての方が今より優れたEC体験をできる未来を実現したいです。
——是非、最高のEC体験をメンバー全員で実現していきましょう!実現に向けて、ご自身が大事にし続けていきたいことはありますか?
量だけでは見定めきれない定性的な部分も大事にしていきたいです。買い物は楽しい体験であってほしいと思っています。お客さまの楽しい体験をお手伝いすることで、結果的にぼくたちのサービスも継続発展していく、共栄する事業でありたいです。
——将来の展望について具体的なイメージは持っていますか?
あまり先のことをかっつり計画しておくのは好まないですが、ハマり症で凝り性なので、瞬間完全燃焼していくつもりでひとつひとつやりきっていきたいです。
——募集中の未来のメンバーに向けてメッセージをお願いします!
いっしょに買い物の未来を作っていきましょう。シェア開発、よかったらいっしょにどうですか?
——Sintarioさん、ありがとうございました!!!!!!!!!
■ 「世界一楽しいショッピング体験をつくる」メンバーを募集中
カウシェでは、共に「世界一楽しいショッピング体験をつくる」メンバーを募集しています。
少しでも気になった方は、ぜひ下記よりエントリーいただければと思います。
該当するポジションが見つからないという方は、是非代表まで直接ご連絡下さい。
https://twitter.com/mompyyy
・メールアドレス
monna@kauche.com
メンバー一同、ご応募を心よりお待ちしております!
【カウシェ アプリ概要】
正式名称:KAUCHE(カウシェ)
開発・運営:株式会社X Asia
対応端末:iPhone,Android
サービス地域:日本
対応言語:日本語
サービス開始日:2020年9月1日
価格:無料※アプリ内課金あり
App Store:https://apps.apple.com/jp/app/id1527218749
Google Play:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.kauche.kauche