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性格の不一致と発達障害

はい!こんちわKATZです!

今日のテーマは「性格の不一致と発達障害」

YouTubeチャンネルの方にコメントが寄せられました。

33歳 子なし、現在新婚10カ月です。 半年ぐらい前から離婚が頭をよぎり、今は現実的に考えてます。理由はざっくり言うと性格不一致です。 ただ、今直ぐにでも離婚したい気持ちと同時に、離婚後に現実を知った時の落ち込みの怖さがあり、非常に悩むところです…、踏み切れません、一方で、離婚したい私に対して妻は一緒にいたいという温度差もありこれまた複雑です…
これについて解説をしていきます。


目次

結論 もう少し様子を見て良いのでは?

性格の不一致じゃなくて相互の理解

ADHDの旦那って意外と面白いんよ

カサンドラ症候群と性格の不一致

まとめ




結論 もう少し様子を見て良いのでは?



今日の結論からお話をします、もう少し様子を見てもいいんじゃないですかね?というのも、シンプルに考えますと性格の不一致とは当然のことであるということです、実際に視聴者さんとお話をしているわけではないのでわかりませんけど、原因は性格の不一致ではなく、相互の理解なのかもしれません。おすすめの書籍もありますのでぜひ最後まで読んでみてください。

性格の不一致じゃなくて相互の理解



そもそも論ではありますが、性格は不一致するのが当たり前なんすよ、だって他人だもん。これは一つの考え方なのですが「性格」という考え方ではなくて「相互の理解」と考えるわけです。お互いにいいところもあって結婚したはずです。それが結婚してみると悪いところが見えてくるはずです。それも含めて、自分にはないところ、そこをリスペクトしつつ、お互いの足りないところを埋めていく、それが結婚生活の秘訣なのでしょう。かくいう自分も、相手をリスペクトするというところを怠りましたし、お互いに悪いところを言い合い、傷つけあう、そんな10年間だったことを反省しています。今、離婚から8年経過し、改めて思うのは、相互の理解に努めればよかったなってことでした。相手が悪い、自分が正しい、そんな思いをぶつけ合っても、お互いに何も得にはなりませんでした。

ADHDの旦那って意外と面白いんよ



そんなこんなでおすすめの書籍があります。YouTuberのご夫婦、ナカモトフウフさんが書かれた「ADHDの旦那って意外と面白いんよ」です。紀伊国屋書店の電子書籍ではセール中でした。昨夜になんだか眠れなくてですね、本でも読もうかと考えて購入、105ページくらいしかないのでざっと読めるし、簡単な文章で書かれているのでおすすめです。どういう内容かと言いますと、奥さんが主人公で旦那さんがADHDであると、ゴミ箱にティッシュを捨てない、これをどうすればいいのか的な話が描かれています。その上でADHDの特性で一つのことに集中するとものすごい能力を発揮する、これを活かして事業に成功し、YouTubeもクリエイト、ホームレスから年収1,000円になった話など、面白い話がたくさんありますよ。この書籍の中でポイントととなるワードがいくつかあります。

ADHDの旦那って意外と面白いんよ 本気で発達障害に向き合った夫婦の物語 [ ナカモトフウフ ]
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まずこの書籍の中で登場するダイスケさんのADHDについて

  • 自分が興味あることへのこだわりが強すぎる

  • 圧倒的な物失くし

  • 何かに集中しているときは、何も耳に届かない

  • 衝動的に欲求を満たす

  • 自分の物差しで考えを押し付ける

あ、なんか思い当たるなこりゃ・・・実は私もそんな傾向があります・・・w

  • 発達障害・ADHD・ASD

  • カサンドラ症候群

  • キラキラでイライラが消える

こんな言葉もあります、特に注目なのはカサンドラ症候群ではないでしょうか?

カサンドラ症候群と生活の不一致



カサンドラ症候群は、パートナーが自閉症スペクトラム障害(ASD)を持っている場合に、非自閉症スペクトラムのパートナーが経験することがある心理的な状態を指します。この症候群は、パートナー間でのコミュニケーションの困難や誤解、感情的な距離感が原因で、非ASDのパートナーが感じる孤独感、理解されない感じ、ストレスなどが特徴です。カサンドラ症候群という名前は、ギリシャ神話のカサンドラから来ており、彼女は真実を語るものの信じられない運命にあったことから、この名前が選ばれました。


この症候群は正式な医学的診断ではありませんが、関係の中で感じる感情的な苦痛を表現するために使われることがあります。カサンドラ症候群を経験している人は、しばしばカウンセリングやサポートグループなど、外部の支援を求めることが推奨されます。

性格の不一致を紐解いていくと実は発達障害におけるコミュニケーション障害なのではないかと思われることも多いのではないかと感じる今日この頃です。


まとめ


最後になりますが、KATZ的に性格の不一致を紐解いていくとこんな感じに分類されるのではないかと思われるのです。

1. **純粋な性格の不一致**:

- この要因では、両方のパートナーが発達障害の診断を受けていない状況を想定します。性格の違いが直接的な摩擦の原因となり、価値観、コミュニケーションスタイル、生活の優先順位などが異なることが問題を引き起こします。


2. **両方のパートナーが発達障害を持つ場合**:

- このシナリオでは、両者が例えば自閉症スペクトラム障害(ASD)や注意欠陥・多動性障害(ADHD)などの発達障害を持っている場合を考えます。この状況では、それぞれの障害の特性が互いにどのように影響を及ぼすかが重要です。相互理解の困難や、特定の行動に対する感受性の違いが関係性に影響を与える可能性があります。


3. **一方のパートナーのみが発達障害を持つ場合**:

- ここでは、片方のパートナーだけが発達障害を持ち、もう一方は持たない状況を想定します。この場合、非発達障害のパートナーが発達障害の特性を理解し、適切に対応することが挑戦となります。一方で、発達障害を持つパートナーも、自分の特性が関係性にどのように影響を与えているかを理解する必要があります。


さて、発達障害か何かで言うと語弊を生むことも考えられますが、それは「個性」と言うことで、直そうとかそういうことではなく、お互いを理解しながら、、認め合い、尊重していくことが重要なのかもしれませんそれぞれのフレーズを英語に訳すと以下のようになります。


- 理解しあう: Understand each other

- 認めあう: Acknowledge each other

- 尊重していく: Respect each other


今日もお読みくださってありがとうございまいした。

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