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新学期。学校に行っても行かなくても心配しないでいい理由 ~データで見る編~

学校に行っても行かなくても心配しないでいい理由

前回のおさらい
前回は、新学期に学校に行けても行かれなくてもどっちでも大丈夫なんだ。
そういう外の要因であなたの価値は決まらないしお子さんも同じだよ。
ということをお伝えしました。

「そうは言ってもその後の将来に影響が出るでしょう。」
と感じる方が大半ではないでしょうか?

根拠のないことを言っても信じられない。
不登校というと周りに同じような境遇の人が少なかったり、
自分自身の単純なイメージでその後の将来象を決めてしまっていることがよくあります。

実際に私も、不登校=引きこもり=5080問題
みたいなイメージが頭の中で広がっていました。
不登校になったらもう人生真っ暗じゃんていう風に。

またテレビで何気なくみている情報から、インパクトの強いものやネガティブなものは印象に残りやすいんですよね。みんなそうなるんじゃないか。という恐怖が自分の中に根付きます。

では実際に今の状態で、中学3年生の不登校生の5年後、20歳にどんな人生を送っていると思いますか?
何割が家に引きこもっている状態だと思うか予想してみてください。
どうでしょうか?あなたの予想と実際の数字を見比べてくれたら嬉しいです。





はい!ではリアルな現状をここに書いていきます。
誰でもネットから内閣府の調査を閲覧できるので、
「不登校進学状況 H18年度」
実際に見てみたい方は検索してみてください。

そこに書かれているのは、
平成18年度に中学3年生で不登校計上された生徒の5年後の追跡調査です。
(41,043人に対して回答数28,388人)

・20歳現在の就学、就業状況
就業のみ34.5%
就学のみ27.8%
就学、就業19.6%
非就学、就業18.1%

就学していたり、就業などしている人は合計すると81.9%にも上ります。
約8割が就学していたり就業しています。

・中学校卒業後の高校進学状況
高校進学率85.1%
高校中退率14.0%

中学卒業後9割に近い割合で高校に進学しています。
これは高校の選択肢が昔より増えたこともあります。

・20現在の就学先
大学、短大22.8%
高等学校9.0%
専門学校、各種学校14.9%

以上が学校に行かなくても行っても大丈夫な理由のうちの一つです。
でも、いやいや、2割が働いてもないし、学校に行ってないじゃないか。
高校の進学率も2割が進学してないじゃないか。
と不安になる人がいることは私もわかっています。
なぜなら、私もそんなタイプだからです!!!

この2割が気になる。
こんなんじゃ安心できない。と感じられる方当然いらっしゃると思います。
そんな私と同じ悩みをお持ちのあなたに明日の記事で書いていきますね!

ここまで読んでいただきありがとうございます^^
少しでもあなたのお役に立てたら嬉しいです!

不登校から脱出カウンセラー・萩野和美


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