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【ブラジリアン柔術】体力ゼロからの挑戦!週2練習が限界だった私が練習を増やすためにした工夫3つ

ブラジリアン柔術を始めたときの私は、自分史上最低の体力でした。
今では週3~4日は練習をしていますが、始めたばかりの頃は週2日が限界でした。

でも沢山練習した方が上達が早いので、早く週3日以上練習したいなと思っていました。
そんな私が徐々に練習を増やすためにした工夫について書いていきたいと思います。

体力ゼロで柔術を始めた経緯については、こちらの記事をご覧ください。

最初の2か月は週2日練習が限界だった

はじめに書いたように、沢山練習した方が早くうまくなるだろうな(当たり前ですけど)と最初から思っていたので、なるべく多くジムに行きたいと思っていました。

ただ、思うのと実行するのは別の話。
46歳、体力ゼロになっていた私にとってたった週1でも柔術の練習をするのは簡単なことではありませんでした

そこで、最初は頑張って週2で始め、計画的に練習を増やして週3日の練習が可能になりました

週2日が限界だった理由とは

最初の2か月は、週2日が本当に限界でした。
みなさんにも簡単に想像はつくと思いますが、週2日しかできなかった理由は下記の通りです。

  • 毎回クラスが終わると全身筋肉痛で、まともに動けない日が2,3日続いた

  • 筋肉痛だけではなく、疲労感も何日も続いてなかなか回復できなかった

  • 当時はダンスも習っていたため、時間の余裕もなかった

ウォーキングとダンスしか運動習慣がなかったので、ブラジリアン柔術を始めたころは練習に参加するたびに帰り道にはヘロヘロになっていました。
筋肉痛すぎて、まっすぐ立てないくらいでした。
クラス後は、脚をまっすぐ伸ばすと痛いので、腰と膝が曲がった状態で引きずるように歩いていました・・・・(笑)

翌日から2日間ほど、手の指までだるくなるくらいの筋肉痛が続きます。
そのため、当然ですが、ある程度動けるくらいに回復するのを待つと週2日の練習が限界だったのです。

また、筋肉痛とは別に身体の疲労感も抜けきれなかったので、週2回練習をしたあと、3回目に挑戦しようとしても朝起き上がれないほどになっていました。

それとは別に、当時は週1でダンスも習っていたため、スケジュールのやりくりが難しかったのもあります。

ブラジリアン柔術を始めた当時の私の典型的な練習スケジュールはこんな感じでした。

  1. 月曜日:柔術(夕方練習)

  2. 火曜日:ダンス練習

  3. 水曜日:体力限界、無理

  4. 木曜日:頑張って柔術(夜練)

  5. 金曜日:朝も起きられない、会社行きたくない、無理

  6. 土曜日:朝練に行きたいけど、体力限界で起きられない

  7. 日曜日:ジム休み、体力限界で遊びにも行けない

今思うと、本当に体力が限界だったんだなぁと思います。
週2でもよく頑張って練習に行っていた方なのではないかと思います。

それくらい、柔術の面白さ、楽しさの方が上回ってしまっていたんでしょうね。

週3日練習に増やしたかった理由

週2の練習をしながらも、私は柔術の楽しさに味を占めていました
自然と楽しいからもっと練習したいと思うようにもなったんです。

それと、もうひとつちょっと頭でっかちな理由に思えるかもしれませんが、ジムに入会した当初から「いっぱい練習した方が早く上達するから週3で練習したいな」と思ってもいました。

格闘オタから柔術への興味を深めた私は、オタらしく色々調べて耳年増状態だったので、「ブラジリアン柔術は簡単にはうまくならない」「上達には時間がかかる」「とにかく練習量が大事」ということを胸に刻んでいました。

早く少しでも上達したという実感や、達成感を味わえないと半年くらいで辛くてやめたいって思うかも、という予感というか、恐れもありました。

そのためにも、なるべく早く週3日で練習できるようになりたかったんです。

練習を増やすためにした工夫3つ

そこで、練習を増やすために私は下記のような工夫をしました

  1. ダンスをやめ、柔術にコミットした

  2. サプリメントを取り入れた

  3. 少しずつ練習量を増やした

工夫1:ダンスをやめ柔術にコミット

まず、柔術の楽しさを知ってしまった私は、それまでだらだらと続けてきていたダンスをやめることにしました

チケット制だったので、先に購入して残っていたチケットを使い終わった時点で追加購入をしませんでした。
当初は、ダンスには月に2回くらいは体力の余裕があるときにスポットで行こうかな?とも思っていました。

が、結局柔術が楽しすぎて、空いている時間と体力の余裕があるなら柔術の練習に行きたいと思うようになったので自然な流れで柔術にしっかりとコミットすることにしました

ダンス練習がなくなった分、週の最初の柔術練習からのリカバリーに充てられる時間が増えて、今までより早く体力を回復することができるようになりました。

その分、柔術の練習をもっとできるようになりました

自分の今一番やりたいことは何かを見極めて、思い切った選択をしてよかったと思います。

私の場合はだらだらと続けていたダンスを切り捨てることにしましたが、誰しもがなんとなく惰性で続けていて、意外と人生の時間を費やしてしまっているものってあると思うんですよね。

例えば、特に行きたいわけじゃない職場の飲み会とか・・・
愚痴しか言わない友達との女子会とか・・・・

人生破綻しない程度に、自分に必要のない物はきっぱり断ることって大事なんだなということを実感しました。

柔術の練習を増やせただけではなく、良い教訓も学べたと思います。

工夫2:サプリメントを取り入れた

また、筋肉痛を緩和すれば早く次の練習に行けるようになれるので、サプリで回復を早めたり、和らげようと思いました。

また、筋肉痛だけではなく、夜ぐっすり眠れないこともなぜか増えていきました。

最初のうちこそ練習後は帰宅してご飯を食べたらほぼ倒れこむように眠れていたのですが、1か月ちょっと経った頃から、疲れているのに眠りが浅くなることが増えてきたんですよね。

このことも疲労からのリカバリーを妨げるひとつの要因になっていたので、それもサプリなどで解決できないかと思い、専門家に相談してみました

オーストラリアではスポーツがとても盛んなため、薬局ではずらっと1列にプロテインやスポーツ用のサプリが並んでいることは普通です。

少し広めの一角をすべてスポーツ用のコーナーにしているお店も珍しくありません。

プロテイン専門店も多くあり、そういったお店では専門の知識を持った店員さんに自分のトレーニングの内容やスケジュール、悩みの内容(もっと筋力増強したい、疲労がすごいので早くリカバリーしたい等)を相談すると、目的に合ったサプリをおすすめしてくれるのです。

私もそういったお店で相談しながら、おすすめしてもらったサプリをいくつか試してみました

実際におすすめされたサプリを取り始めたら、練習中疲れにくくなったり、リカバリーが早くなったり、夜緊張が続くのも次第になくなっていきました

おかげで練習量を増やしていく段階で、しっかりリカバリーができるようになり、結果的に週3日以上の練習ができるようになったと思います。

工夫3:少しずつ練習量を増やした

柔術にコミットし、スケジュールのゆとりができ、サプリでコンディションが整い始めても、まだすぐに週3で練習をするには体力が足りませんでした。

そこで、いきなり週3日を始めるのではなく、月に1回週3回できるようになろう、という緩めの目標を立てて挑戦していくことにしました。

実は、ジムのコーチが特別な措置をしてくれたのでこれが可能だったのもあります。

私のジムでは、「週2回練習」または「無制限」の2つの料金プランがあるのです。
最初にどのプランを選ぶか決めるときに、週3以上やるのが理想だけど、難しそうだなぁと思いました。

なので、最初は週2プランにして、数か月たって自信を持って週3以上来れるって思ったら、無制限プランに切り替えようかなと悩んでいたんです。

その様子を見たコーチが「週2プランで始めよう。でも、好きなだけ来ていい。最初は無理かもしれないけど、段々慣れてくるから、週3で来れることが2週以上連続で達成できたら無制限プランに切り替えしよう。それまでは、週2の料金で好きなだけ来ていいよ」と寛大な措置をオファーしてくれたのです。

そのお言葉に甘える形で、柔術を始めてから2か月がたつ頃、初めて週に3回の練習を達成することができました。

ただ、すぐには毎週3日練習に行くというのはやはり難しく、週3日やったあとは疲れすぎてしまい、翌週は週2に後戻り。

その後、週2日だけど、2日目に1コマではなく2コマ連続でクラスに出る、などいろいろな形で少しずつ練習量を増やすように努めました。

そうこうするうちに、約3か月たったころ、週3日の練習を何とかできるようになっていました

私の場合はコーチが寛大だったのでかなりラッキーだったと思います。

同じようなケースは誰にでも当てはまらないかもしれないけど、いきなり自分にとって高い壁を登ろうとするのではなく、少しずつ難易度を上げていった方が達成しやすいという考え方は応用できると思います。

  • 週1練習できつければ、1か月は週1でやってみる。

  • 2か月目は隔週で週2でやってみる。

  • 3か月目は毎週2回練習する。

こんな風に少しずつやっていくと達成感も得やすいですし、無理をしすぎないので身体も安全に適応していけるのではないかと思います。

実は、私と同じころにジムに入会した20代の元気な男子がいて、彼はいきなり毎日ジムに来て、入門クラスもそこそこに初級クラスに参加し始めていました。

3か月後、彼はどうなったと思いますか。

ジムにぱったりと来なくなってしまいました。
彼に何が起こったのかは明確ではないですが、あんな風にやっていたらいつか燃え尽きるだろうなと思っていたらやはり来なくなってしまいました。

入会してすぐにきつい練習量をこなしたり、難易度をいきなり上げた人が短期間で来なくなる例は他にも数件見ました。
柔術を始めて6か月の私でも、こういったケースを何度も見ているということは、柔術あるあるなんだと思うんですよね。

せっかく勇気を出して始めた柔術、長く続けてこそ意味があると思います。

もっと練習をしたい、早く体力をつけたい、と思っても焦らず自分の体力と相談しながら「徐々に」増やしていく計画を立てることがとても重要だと感じました。

まとめ

体力がない私がどうやって週3日の練習に増やしていったかについて、工夫した内容と、週3日練習に増やして得られたメリットについて紹介しました。

週3の練習に増やしていくためにした工夫は下記の通りでした。

  • ダンスをやめ、柔術にコミットした

  • サプリメントを取り入れた

  • 少しずつ練習量を増やした

必ずしも全員に同じものが当てはまるとは限らないですが、何かしらの参考になり、柔術の練習を増やしたり、継続したりすることに壁を感じている方のお役に立てると嬉しいです。

今後は、週3日以上の練習を続けながら、ノーギの練習量を増やすことを目標としています。
その挑戦についてはまた今後書いていきたいと思います。


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