柔術を始めて6か月、私が経験したまさかの食生活の変化
こんにちは、オーストラリア、シドニーでブラジリアン柔術をしているケイティです。
46歳で思い切ってブラジリアン柔術を始めてから半年が経ちました。
精神面やフィジカル面での変化は数えきれないほどありましたが、中でも食生活面の変化は驚くような内容を経験したのでご紹介していきたいと思います。
柔術を始めて経験した大きな食生活の変化2つ
では、どんな食生活の変化があったかというと、2つの大きな変化がありました!
それは「飲酒量が激減した」ことと「辛い物が食べられなくなった」ことです。
どちらも、以前の私からしたら絶対に想像すらできないような変化です。
具体的にどのように変化したのかを下記に説明していきますね。
飲酒量が激減した
以前はほぼ毎日お酒を飲んでいました。
毎日完全に酔っぱらうまで何倍も飲んでいたわけではないですが、夕食のときに白ワインを1杯くらいは必ず飲んでいたし、金曜日ともなればワイン1本は開けていました。
私の住んでいるオーストラリアではワインの生産が盛んで、シドニーでも車で1時間半~3時間も郊外に行けば有名なワインの産地に行くことができます。
オーストラリア在住者にとって、ワイナリー巡りの小旅行は楽しみ方のひとつですし、オーストラリア産のワインをあれこれ選んでランチやディナー時に飲むのはもはやライフスタイルと言ってもいいほど。
私も例外ではなく、お気に入りのワイナリーの会員になって半年に1回おすすめパックで12本のワインが届くようにサブスクまでしていました。
さらに、それだけでは飽きてしまうので週に2-3回は酒屋に立ち寄って好みのお酒を追加で買っていました。
更に、時々気分を変えるためと言い訳して、日本の缶チューハイも24本入りを箱買いしてストックするほどのお酒へのこだわりようでした。
それが、柔術を始めてしばらくすると飲酒量が段々減ってきました。
半年たった今は週に1回飲むかどうか、くらいまで減りました。
単純に計算すると7分の1まで減ったということです。
実際には、1回に飲む量も減ったのでもっと減ったと思います。
サブスクしていたワインのパックも、前回送ってもらったものが半分以上残っているので、もうサブスクを停止しました。
飲酒が減った要因は2つあります。
ひとつめは激しい運動をした日は必然的に身体がアルコールではなく、水や麦茶のような水分を求めるからというのが一番です。
柔術の練習に行って、汗をだらだらかいて、家に帰ってきてから飲みたいのはビールじゃなくて水なんですよね。
もう、「運動後、ふろ上がりのビールが最高」なんて言っていられないくらい水分補給したいと身体が本能的に求めているんだと思います。
習い始めた最初の頃は、週に2日しか練習できていなかったので、その時だけはお酒を飲まないようになりました。
(なんなら、一番最初の頃は練習した日も飲んでましたが)
それが段々練習の頻度が週3になり、週4になってくると、飲まない日の方が増えてきて「お酒を飲まない」のが普通になってきたんです。
もうひとつの理由とは「飲めるお酒の種類が減ってしまった」ことです。
私はお酒の中でもワインが一番好きで、特にお気に入りのオーストラリア産赤ワインがあったのですが、それが飲めなくなっちゃったんです!
赤ワインを飲むと、身体に刺激があるらしくて肌がかゆくなるんですよね💦
それで自然と飲むのを避けるようになったので、自然と飲む頻度が減ってきました。
これは私にとって不幸か幸いかは分かりません・・・・(笑)
お気に入りのワインがもう飲めないのはさみしい気がします。
次に説明する項目でも触れていくのですが、柔術の練習で汗を沢山かくようになって、デトックスされた影響ではないかなと考えています。
個人の考察ですが、身体の状態が以前よりピュアになってきて、刺激物に対して敏感になってしまったのではないかと思っています。
赤ワインに入っている添加物に反応しちゃっているみたいです。
そもそもアルコールも身体にとっては刺激物みたいなものなので、沢山飲めなくなったという側面もあると思います。
辛い物が食べられくなった
また、もう一つの大きな変化として辛い物が食べられなくなってしまいました。
ちょっとした辛い物を食べるだけで舌が燃えたようになるんです。
以前は辛さに対する耐性は割とある方だったと思うのですが、ふと気づいたら辛い物が食べられなくなっていました。
ちょっと混乱させてしまうかもしれないですが、実は、私は子供の時から刺激物が苦手で、24歳くらいまでちょっとした辛い物すら受け付けられないくらいだったんです。
明太子、七味唐辛子、ラー油、キムチなど、一般的に「激辛」の部類にも入らないようなマイルドな辛さのものすら、舌が火が吹くようになって全く食べられませんでした。
それが、ある朝目覚めたらどういったわけか「あ、今日どうしても辛いもの食べたい」と思い、その日の夜は同僚に付き合ってもらって韓国料理店へ。
職場の近くで有名なとても辛いカムジャタン鍋を注文し、食べてみたらおいしいこと、おいしいこと・・・・
大喜びで辛い物を食していく私を見て、以前から辛い物が苦手で一口辛い物を食べるのにコップ1杯の水を飲み干すほどだった私を知っている同僚がドン引きするほどでした。
「本当に同一人物?もしかして双子の姉妹と入れ替わってる?」とほぼ本気で問いただされました(笑)
今でもなんでこの変化が突然訪れたのかわからないのですが、そこからは、それまでの人生で食べ損ねた辛い物を取り戻すかのように激辛ラーメンなどにもハマりました。
そして第1次韓流ブームにも乗っかって10回以上はソウルに旅行に行き、現地の友達と「〇〇店のキムチは一番辛くておいしいよねー」と「キムチのおいしさ=辛さ」と謎の基準で意気投合するほどの辛い物好きになりました。
ところが、柔術を始めて4か月目。
上記に書いたような調子で20年は辛い物を食べ続けていたのに、いつも行くラーメン店で、担々麺をオーダーしたときに辛い物が食べられないことに気づきました。
数か月前にも同じ担々麺をオーダーしていて、普通においしく食べられたものに、なぜかその日は辛すぎて食べられない・・・・
「なんか味変わったのかな?」
って思って、なんとか水を飲みながら完食しました。(鈍感ですね)
数週間後、別のお店で辛いラーメンをオーダーしたときにやはり辛すぎて、舌がひりひりして食べられなかったのでほぼ確信しました。
しかも、今では寿司店のガリもちょっと辛めのに当たっちゃうとひりひりしてしばらく味を感じないほど刺激に弱くなってしまいました。
赤ワインが飲めなくなったのと同じで、おそらく柔術の運動効果と汗を沢山かくことでデトックスされたせいじゃないかと考えています。
振り返ってみると突然辛い物が食べられるようになったころ、私の生活ってとても不健康だったと思うんです。
社会人になって、シフト制のある仕事だったので生活パターンも不規則になっていました。
仕事帰りに飲みに行くことも多かったし、当時はまだ煙草も吸っていたし、コンビニで買った食べ物もよく食べていました。
それに、仕事が忙しくて運動もしていなかったです。
当時は不摂生しすぎて、身体が鈍感になっていたんだと思います。
辛い物を食べるのってある種のストレス発散にもなりますし、いろいろとよくない物の蓄積で、突然の辛い食べ物が食べれる体質になったんじゃないかなぁと思うんです。
柔術を始めて、ストレスは練習してるうちになくなっちゃうから溜まってないし、運動して代謝もよくなってきてるから、体内環境が20代前半のころのいい状態に戻ってきているのではないか、とひそかに期待しています(笑)
まとめ
柔術の練習を始めて、私に起きた2つの大きな食生活の変化について書きました。
飲酒量が激減した
辛い物が食べられなくなった
この変化は、柔術の練習で運動をよくして汗をかくため、身体のコンディションが改善した結果の変化ではないかと考えています。
いい変化だと思うので、今後も継続していきたいですし、今後もっと良い影響が出てくるといいなと思います。
柔術を始めたらだれにでも同じ変化が訪れるわけではないとは思いますが、定的な運動をすることで、身体によい変化があるのはおおいに期待できると思います。
同じような変化を体験した方がいたらぜひお気軽にコメントで教えてもらえると嬉しいです。
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