快晴の航空ショー岩国基地日米フレンドシップデー2024
2024年(令和6年)5月5日
山口県岩国市にある在日米軍岩国基地と海上自衛隊岩国地基地(同じ敷地内にある)で開催される日米親善デーの一般公開が行われました。
昨年はG7広島サミットが5月にある為に4月に開催、しかも大雨の日でしたが、今年は朝から快晴となっての開催になりました。
入場まで大変
岩国基地に到着したのは午前9時前
入場する人達は既に多い。
ゲートに入れたものの、基地内で来場者達は動けなくなる。
日米それぞれの国歌の演奏が聞こえる。
どうやら司令官出席の式典が行われている為に来場者の列が動かないのかもしれない。
少ししてから「再開します」と基地の日本人警備員が呼びかけてから列はまた動き出す。
ようやく検査場で、身分証明となる運転免許証を海自の隊員に見せてOKを貰い手荷物検査場へ
進んでリュックの口を開けて検査をする米軍の軍人さんに見せてOKを頂きようやく親善デーの会場へ入場となります。
日米親善デーを満喫
基地内を歩いて米軍基地の駐機場に
米軍と自衛隊の機体や米軍の車輌が並ぶエリアだ。
戦闘機であるF/A-18や知名度が高いオスプレイの周りには多くの人が見物していた。
今年は米軍基地の格納庫が開けられ、F/A-18が置かれていました。
格納庫に格納されているホーネットの姿を見せてくれる展示は初めて見ましたね。
個人的に一番見て嬉しかったのはAH-64を直に初めて見れた事です。
陸上自衛隊にも配備されているこの戦闘ヘリ、教育と研究の部隊以外では九州の部隊だけに配備され、中国地方の自衛隊イベントで見た事が無い機体だ。
直に見て思うのは、地上を戦う兵器だなと感じる。
空を飛び回るよりも、耐弾や耐久性など対空射撃が飛び交う戦場を生き抜く作りになっているなと思えましたね。
そんなタフネスな姿が凄くカッコイイ
しばし、周りを回りながら眺めてしまいました。
航空ショーは空母「ロナルド・レーガン」の搭載部隊である第5空母航空団のF/A-18が5機編隊で飛行し、米海兵隊のF-35Bも高空への上昇だけではなく、ホバリングも見せてくれた。
昼時になると航空自衛隊のアクロバットチーム、ブルーインパルスの飛行展示だ。
いつもは航空ショーのラストを飾る順番でしたが、今回は中盤の登場
昨年は大雨で飛べなかったブルーインパルスでしたが、今年は魅せてくれました。
基地上空を広く飛び回るブルーインパルスは何度見てもカッコイイですね。快晴の青空がよく似合う。
空陸の模擬戦闘
岩国基地日米親善デーの航空ショーは模擬戦闘の展示があります。
航空部隊と地上部隊による空陸一体となった展示、航空部隊と地上部隊を揃えている海兵隊の基地である岩国基地ならではだ。
まずは空中給油をするデモフライト
給油機であるKC-130RとF/A-18とF-35が空中給油をしていると言う想定での飛行を見せ
地上に部隊を降ろす前に戦闘機のF/Aー18とF-35に加えて、攻撃ヘリコプターのAH-1Zやロケット弾のポッドを装備したUH-1Yが空爆をする。
着弾した演技として、爆発が起き昇る黒煙が雰囲気を高める。
空爆の後にヘリコプターによる地上部隊の展開となる
CH-53とMV-22が着陸し、海兵隊を降ろす。
戦闘部隊だけではなく、艦砲の誘導チームも居るとアナウンスがある。
更に航空機による対地支援も行い、敵を制圧したと言う大爆発で終わる。
揚陸艦から航空機で戦力を展開できる海兵隊の戦い方を見れる展示は見応えがあります。
この模擬戦、ヘリコプターが例年ではMV-22だけでしたが
今年はAH-1ZにUH-1YにCH-53と海兵隊の3機種が参加して展示内容もよりバリエーションが増えて楽しめましたね。
海兵隊のヘリコプターと言えばCH-53のイメージが強く好きな機体なので、その点でも私は楽しめましたよ。
見所満載で終えた
今年の岩国基地日米親善デー
昨年の大雨でイベント内容で中止が幾つかあるなどだった為か、今年はより見せようとと言う意気込みがありました。
暑い中で並んで見に行った甲斐がありましたね。
岩国日米親善データクシーチャレンジ
今回の岩国日米親善デーでタクシーを使ったら早く行けるのかを試してみました。
朝の行きは岩国駅にどんどんタクシーが来て並んで待つ客が出発する。
私も並んで10分ぐらいで乗車できましたね。
とはいえ、基地付近では自動車の通行を警察が規制していたので基地の前までは行けないものの、かなり歩く距離は短くて済みます。
運賃は1200円ほど。
帰りは交通規制の規制線近くにタクシー乗り場が設けられていましたが、なかなかタクシーは乗り場に来ず、並ぶ人たちの列は減らない。
歩いて岩国駅に行くと、駅のタクシー乗り場も人が並んで居る。
基地付近のタクシー乗り場よりはタクシーは来ていましたが、予約しているお客さんが優先で乗るので、並んで待つ人はかなり待ちます。
朝は駅から基地近くまでの往復をしていたタクシーが、夕方には乗客の自宅などそれぞれ違う目的地へ向かう為になかなか駅など乗り場に来ない。
当初は帰りはタクシーで新岩国駅へ向かい、新岩国から新幹線で広島駅まで行って満員電車に乗るのを避けようとしたものの、その野望を達成するのは無理でした。
確実に航空ショーの後の岩国市から、早めに何の予約も無く行くとするなら、歩いて岩国駅から満員電車のしんどさを耐えてになりますね。
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