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ファイナンス

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記事一覧

WACC(加重平均資本コスト)

資本コストの代表的な計算方法で、借入にかかるコストと株式調達にかかるコストを加重平均したもの。
実際に資金を1円調達するのにいくらのコストがかかっているかを示すのが加重平均資本コスト(WACC)。

D:負債総額
E:株式の時価総額(=株価×発行済み株式数)
T:税率(負債には節税効果あり!)

CAPM(株主が期待するリターンの推計)

rf:リスクがないリターン

β:株式市場のリターンにどの程度感応するかを示す指標

マーケットリスクプレミアム:
市場リスクを負うことによって得られるリスクフリーレートに対する超過リターンの期待値

企業・事業価値

企業・事業価値とはIR(Investor Relation)市場からの評価(株価)による企業価値と、自社が考える企業価値にずれがある場合は、適正に評価してもらえるように認識の違いを埋める活動がIR

<科目の全体像>ファイナンス

個々の戦略や投資が企業の財務活動に与える影響を考察する。
ファイナンスの考え方やフレームワークをどの様に使えば戦略的な意思決定ができるのか、ファイナンス面以外に検証すべきポイントは何かを学ぶ。

予習では財務データの定量分析はもちろん、事業環境分析、企業の戦略分析もあわせておこなうこと。

DAY1 ファイナンスの基礎的概念・事業採算性の検証

・復習(DCF法・NPV法・IRR法・FCFとWAC

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キャッシュフローの現在価値の求め方

簡易的に計算する公式

1. 永久年金型一定額のCFが永久に続く場合の公式

CFのPV = 毎年のCF ÷ 割引率

2. 割増永久年金型一定の成長率でCFが変化してく場合の公式(※ 割引率>成長率 という前提)

CFのPV = 1年のCF ÷ ( 割引率 − 成長率 )

3. 年金型定額のCFが一定期間続く場合の公式

CFのPV =  (毎年のCF ÷ 割引率)×(1-(1÷(1+割引率

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ファイナンス超基礎

ファイナンスとは企業価値の向上のための、「投資の意思決定(何に使うか)」と「財務の意思決定(どうやって調達するか)」の2つのこと

金銭の時間的価値“今日の100円は明日の100円よりも価値がある”

将来価値(FV)の求め方利子率:10%/5年後/現在価値:100円の場合

※ 100円に、利子率10%の5乗(5年分)

現在価値(PV)の求め方割引率:10%/5年後/将来価値:100円の場合

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