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アカウンティング

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損益分岐点

「収益と費用が等しくなる点」のこと
(売上と総費用が交わる点!)

損益分岐点を理解するには、まず「限界利益」を理解すること

限界利益とは限界利益 = 売上高 − 変動費

・「商品やサービスを販売した売上」に連動する形で得られる利益のこと
・商品1つあたりの限界利益は、「売上単価−1つあたりの変動費」
・「限界利益=固定費」が損益がトントンになるライン

損益分岐点損益分岐点の売上個数 = 固

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「流動・固定」資産を分ける2つの基準

1年基準・貸借対照表日(決算日)の翌日から起算し、1年以内に現金化するもの/費用となるものを「流動」資産・負債とする基準

正常営業循環基準・企業の通常の事業サイクルのなかにある資産は「流動」資産・負債とする基準

<講義の全体図>アカウンティングⅠ

必修科目のアカウンティングだよ〜!
アカ基礎の内容、もう全部忘れたから、恐怖。
DAY1の前に、振り返りするか。。。頑張ろう。。。

科目の目的・「ビジネスの共通言語」として会計を修得する
・財務情報を活用した問題発見能力・意思決定能力を高める

各ケースで必ず取り組むこと1. 企業が属する業界の分析をすること
2. 業界分析をふまえ、どのような戦略を取っているのか、取るべきなのか考える
3. 「

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アカウンティングの指標分析 ④総合力

アカウンティングの指標分析、その④。総合力を図る指標だど〜ん

ROA(総資産利益率・%)
= 当期純利益 ÷ 資産合計
= 売上高 当期純利益率 × 総資産回転率

所有している総資産を使って、どれだけの利益を上げているのかを示す。

ROE(自己資本利益率・%)
= 当期純利益 ÷ 自己資本
= 売上高当期純利益率×総資産回転率×財務レバレッジ(総資産÷自己資本)

株主の持ち分である自己

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アカウンティングの指標分析 ③安全性

アカウンティングの指標分析、その③安全性だどん

自己資本比率(%) = 自己資本 ÷ ( 負債+純資産 )

総資産にしめる自己資本の割合。
自己資本比率が高い=返済義務がない資金が多いということ。
収益性の観点では、自己資本が多い方が良いとは限らない(借入金をもとに事業を拡大することが良い、という側面もある)

流動比率(%) = 流動資産 ÷ 流動負債

流動比率は、「短期的な支払い能力」を

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アカウンティングの指標分析 ②効率性

アカウンティングの指標分析、その②。

効率性分析効率性分析とは、「B/S上の資産が、どの程度売上に結びついているか」を測ること。

総資産回転率(回) = 売上高 ÷ 総資産(資産合計)

回転率が高いほど、効率的。

総資産回転期間(日) = 総資産(資産合計) ÷ (売上高÷365日)

総資産が売上高の何日分にあたるか。総資産回転率の逆指標

売上債権回転率(回) = 売上高 ÷ 売上債権

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アカウンティングの指標分析 ①成長性・収益性

分析する際の比較対象
・時系列で比較する
・業界平均値など、市場の平均と比較する
・同業他社と比較する
・理想、黙秘ぃうと比較する

→ 目的に応じて、適切な比較対象を選定し考察すること

企業を分析する5つ視点
・成長性
・収益性
・安全性
・効率性
・これらの総合力

① 成長性分析〇〇の成長率(%)
= (当年度の〇〇 - 前年度の〇〇) ÷ 前年度〇〇

n年間の平均成長率(%)
= (

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運転資本(ワーキングキャピタル)

事業活動を営むうえでの必要なキャッシュのこと。

原材料を仕入れ、加工・販売・収益をあげるまでの間、資金支払が先行し、現金の受け取りはその後になる。
その間、企業を存続させ続けるためのキャッシュが必要。

WC = 流動資産 − (有利子負債を除いた)流動負債

WCは、売上高に連動し大きくなるのが一般的。
成長著しい企業は、このWCを賄うための資金確保が重要。

アカウンティング超基礎!(P/L・B/S・C/S)

企業活動を把握する3種の神器(超キホン)
3つの財務諸表は繋がっており、ストックの概念であるB/Sの変化を表すのがフローの概念であるP/L、C/S

損益計算書(P/L: Profit and Loss Statement)・一定期間の資金の運用結果(→動画)
・どれだけ資源を仕入れて、利用して、対価を得たか
・企業の経営成績表
・費用は「発生主義」・収益は「実現主義」(お金のやりとりをするタイミ

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