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どうもみなさんこんにちは。
上砂川町地域おこし協力隊の勝長です。

今回は上砂川のマルシェでやってる「こどもレモネード」についてお話ししていきます。

海外ではメジャーなレモネードスタンド

上砂川町では「こどもレモネード」と呼んでいますが、元は海外で子供が始めたレモネードスタンドです。
たしか、小児がんの子が自分と同じく小児がんに苦しむ子のためにレモネードを売って寄付したのが始まりだとかなんとか見聞きした記憶があります。

その他にも、公園が全然整備されてないがために「危ないから公園で遊んではいけません」と親に言われた子どもが、レモネードスタンドをやって利益を市長に渡すために電話したら、市長が感激しちゃってちゃんと公費でやるって約束して、地域団体もトラクター8台出して、奨学金もらったり(日本みたいに返す必要のないやつでしょうね。日本はあれただの学生ローンやろ。)色んな賞をもらったりって凄かったみたいです。

まぁ、アメリカでは夏の風物詩になっているようです。
子供でも商売してるんですね。

さて、じゃあなんで僕が子供たちとレモネードを始めようと思ったのか。
元々は、将来的に自分の子供とやる予定でしたw

しかしまぁ、自分の子供だけにやっても仕方がない、町ぐるみで子供に教えられること教えてあげないと、やれることやってあげないとみたいな。

ちゃんとお金について学んで、将来面白いことしてほしいなって。笑


値付けは子供たちにさせる

上砂川町の「こどもレモネード」は2人の子どもで運営しています。
まずはインスタで繋がってた親御さんに趣旨説明して、許可が出たので子どもにやりたいか聞いたら即答w

そしたら仲良い友達とやりたいって友達連れてきたので、仲良し2人組でレモネードを売ってます。

2022年は始まりの年だったので、材料の買い出しは僕が行っていました。
今年からは、近所の店に自分で電話してもらって仕入れてもらおうかな。

自分たちで、レモンをスライスしてシロップを作ります。
レモネードは酸味と甘みと苦味のバランスが大事、お客さんに最高のレモネードを届けるために何度も味を確認します。

お金をいただくってのは、簡単じゃないよ。
本当に美味しいもの作って喜んでもらえないとお金はもらえないんだよって。

利益を上げるために薄く作るなんていけないよ。
そんなことするくらいなら、うんと美味しいの作って値段を上げるんだよ。って、うんと美味しければまた買いに来てくれるからねって。

で、うんと美味しいレモネードが出来たところで。
値段はどうする?って

レモネードスタンドを始めたアメリカの少女に敬意を払って、最初の一年は毎回売上から1500円の寄付をすることを決めました。

それを引いて、原価を引いた後、いくら残したいのか。
いくら、お小遣いにしたいのか。って

原価がこんくらいだからこんくらい!ではなくて、必要なお金がいくらかっていうところからちゃんと考えてもらう。

話し合った結果、1杯300円に決まりました。


新商品とセット売り

4回目のこどもレモネードからは、本人たちの発案でチョコチップクッキーの販売も始まりました。
こちらも自分たちで作っているのです。

こどもの一人が「レモネードが300円、クッキーが250円..セットで買ってくれたら500円にしよう!」って笑

いや、お前天才か!笑
何も言ってないのにそういう発想しちゃうのは凄いな!って笑

ということで、クッキーも焼きましたが見事に30分で完売w
いや、早すぎるでしょw

小学校でも宣伝しまくったらしく、毎回子どもたちが沢山買いに来ますw
大人顔負けです笑

今回からはポップを作らせたり、徐々にやれること増やしてあげたいな。
まぁ、今の子はスマホ使えるんで、どうやったらもっと売れるのか調べてきてもらおうかな。笑

今後の展望

なんだか、話を聞いていると「私もやりたい!」って友達がいるんだと。
なので、他の業態を考えてあげなきゃいけないかなぁとか思ったり。

レモネードはこの子たちの商売なんで、なんか別の。
毎月マルシェも開催してますが、そこに子どもの出店何個かあったら面白いよなぁ。

なんか、上砂川の子たちのために、僕に出来ることしてあげたいっすね。

「世の中値上げ続いてるから、レモネードも値上げする!」とか言い始めたら、めっちゃおもろいな。笑

去年の新聞記事になったもの。

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