どんな事があっても前を向いて歩き続けるという事
勝手に日本酒を応援する会 営業部長の矢口輝美です。第四回でお迎えした、加賀の井酒造の会の開催報告をさせて頂きます!
最初に加賀の井酒造のお名前を耳にしたのは、第一回勝手に日本酒を応援する会(仮)の時に参加して下さったFさんが、次回はぜひご自身の地元、新潟の加賀の井さんをご紹介したいと仰って下さった6月20日。それから、あっという間にご縁が繋がり、第四回勝手に日本酒を応援する会に小林蔵元をゲストにお迎え出来る運びとなりました。
今回は同じ酒米を使った酵母違いの飲み比べ。初心者の私に酵母の違いがわかるのかな?と心配しておりましたが、なんと!こんなに違うもの?というくらい、はっきり!
蔵元におススメいただいたおつまみ、白身魚と帆立のバターソテーを用意して楽しませて頂きました。参加して下さった皆さまのおつまみも素晴らしかった~!同じ日本酒を飲んで、合うと思うおつまみを紹介しあう。これもオンライン飲み会の醍醐味ですよね!私は毎回、皆さんのおつまみが素晴らしすぎて、ぜひ皆さまのお宅から参加したい!と思うのですが!(笑)
また、初の試みでもあるバーチャル蔵見学。殿の上杉の部屋の中で、小林蔵元自らカメラを片手に蔵の中を案内して下さいました。ピカピカに磨き上げられた床の美しいこと!整理整頓された蔵内を、酒造りの最初の工程から最後の工程まで説明しながらご案内下さいました。
そもそも蔵見学は、昼間、実際に酒蔵にお邪魔してするものであり、夜、自宅で、しかもその酒蔵のお酒を楽しみながら、バーチャルで蔵見学が出来るなんて、凄すぎます!
糸魚川の大火の後、2018年春から同じ場所で酒造りをスタートした加賀の井酒造。淡々と、でも熱い想いをお話して下さる小林蔵元の姿に、酒造りに対する真摯な姿勢を感じました。新しい蔵を、やっと乗りこなせるようになったと仰っていた蔵元。いろいろな思いがあるのだと思いますが、どんな事があっても前を向いて歩き続けるという事を、小林蔵元のお話を伺いながら学ばせていただきました。これからも応援しております!
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1650 年に創業して以来、新潟県の西の入り口となる「糸魚川市」で酒蔵を営んでまいりました。加賀街道と呼ばれる街道沿いに酒蔵があり、加賀藩参勤交代の糸魚川本陣(お殿様がお泊りになるお宿です)を江戸年間に務めていたことから「加賀の井」と言う名前を当時の加賀藩主、前田利常公より頂いたと言われております。 大火前からこの蔵に携わるスタッフと、新蔵からの新たなスタッフの力で今の加賀の井酒造は進んでいます。それぞれが、この蔵の良さを考え更に磨きあげています。今後の我々の酒造りにどうぞご期待ください。(加賀の井酒造のクラウドファンディングのページより。達成率396%!皆さまに愛されている加賀の井酒造さんです!)