物が出来上がる背景には、人が居て、人の思いがある。そんなことを 共感できる人と飲める喜び。

量は飲めないけれど、お酒は好き。
特にサラッと水のように入ってくる日本酒が好き。
かといって、詳しいわけでもなく
いつもジャケ買いならぬラベル買い。
お店で飲む時も、響きがよさそうという直感選び。
そんな私が飛びついた「勝手に日本酒を応援する会」
こんな楽しみ方もあるのか!と新たなる扉が開きました。
どんな人がこのお酒を造り、どんな思いでこのお酒を造ったのか、
こんなことを聞ける機会、しかもご本人から伺える機会は滅多にない。
何度も何度も試練がありながら、あきらめずに
「今、できることを!」と強い意志で酒を造り続けた、
新谷酒造の新谷ご夫婦。
直にお話を伺いながらのむ「萌木」は、グンと酒のうまみが増し、
一家団欒、家族が揃う食卓で飲むことができて良かった、
このお酒に出会えて良かったと感じる酒でした。
すっきりしているのに、しっかり感がある。軽いつまみよりも
しっかりと出汁や酸味がきいてる方が合うお酒。
見た目は爽やかで軽い感じなのに、実は中身はしっかりものよ!と
訴えてきているかのようで面白く感じながら飲みました。
物がありふれていると、忘れてしまいがちだけれど、
物が出来上がる背景には、人が居て、人の思いがあるんだと
改めて感じ、それがまた、心に染みて素直にそんなことを
共感できる人と飲める喜び。
あっという間に空になってしまった「わかむすめ 萌木」
酒はなくなりましたが、代わりに楽しい時間の思い出(というにはまだ日が浅すぎるけれど)が、
一本では収まらないほど入りました。
飲み屋で飲兵衛に変身する飲み方も、それは楽しいけれど、
こうして、思いを感じながら飲む。さらにそこから、
自分たちの楽しみ方も見つけながら飲む。知ってよかった、
知れてよかった、飛び込んだ私、すごい!と自画自賛。
全く詳しくないけれど、日本酒が好きで良かったと心底思いました。
ますます日本酒の美味しさ、面白さ、奥深さを感じ、
ビバ★日本酒と盛り上がってます。
日曜日開催の第 2 回目も、楽しみです。

なつき