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”ひみつ”って言葉、いいですよね。~ひみつ喫茶室の思い出~

※この記事はリアル脱出ゲームを生み出した謎解き制作会社 SCRAP が提供していた「ひみつ喫茶」について、直接関係したりしなかったりする追憶と感想です。
公式による閉店のご挨拶および公開情報に関するポリシーは下記ご参照。

ひみつ基地、ひみつごと、ひみつの花園……
”ひみつ”という言葉にはなんだか甘い蜜が塗りたくられているようです。
そんなあま~いあま~い、謎解きの園に咲いた「ひみつ喫茶室」が2020年7月に閉店しました。

ひみつ喫茶室

「ひみつ喫茶室」とは、日本は新宿、歌舞伎町に作られた、その名の通りひみつの喫茶店。
秘密の合言葉を手に入れたら席を予約できる特別な空間でした。

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秘密の隠れ家 “Speak Easy”

こういった秘密の隠れ家は“Speak Easy”と呼ばれており、海外ではちらほらあるようです。

キーワードは ”特別感”(メイン)

日本において特に良いなと思った空間は大阪にある「潜水艦Bar」です。
大変せっまい上にメニューも普通のBarなのですが、3時間もの時が一瞬で溶けた程に最高の空間でした。

こういった空間がなぜ良いのか。
秘密の扉、暗証番号、そういったフレーバー(世界観)ももちろんのこと、やはり一番は ”特別感” なのだと思います。
ここでしか味わえない、自分だけしか知らない。

そんな、自分にとっての特別感

例えば、「ひみつ喫茶室」では辿り着いた方法に応じて予約席に置かれるカードが変わる演出がありました。

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オリジナルメニューはここでしか食べられません。
(個人的には高かったけど。)

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オリジナルキャラクターであるくまっキーのクッキー付きドリンク

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各テーブルには伝票代わりに鍵が置かれてました。

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変わった小物

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そして、そんな空間で行われる謎解き

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可能ならばもっと長く続いて欲しかったです。

仕掛け人のツイート

ひみつ喫茶室とは直接関係ない思い出(サブメイン)

ここ、ひみつ喫茶室はもともと違うお店が入っており、SCRAPの別の謎解きイベントでお世話になっておりました。
そのお店の名前はHIKI。夜にDJイベントなんかをやっているお店だったようです。

最初の頃はこのお店の方がドリンクなどを提供してくれており、ここで飲んだコーヒーが美味しかったことを覚えています。
800円くらいでしたが、ほかの一般的なコーヒー店で飲むものと比べても勝っていたと(個人的には)思います。
まさかこんなところでおいしいコーヒーに出会えるとは思ってもいなかったため、店主?にコーヒーの話題を振ったところ、
「わざわざ南米まで行って、現地から仕入れたんだ」
そんな会話をした記憶があります。
2度3度と通ううち、謎解き運営のためSCRAPの従業員が入るようになりました。この時点ではコーヒー健在。

そして、ひみつ喫茶の登場。
ひみつ喫茶に訪れたとき、HIKI(のコーヒー)が無くなった喪失感と、新たな特別空間に対するワクワク感がありました。
席について、メニューを見て、コーヒーの文字を見たとき、
私は「もしや」と「そうだったらよいな」と思いました。
初めての注文時、まず聞いたことは
「前のオーナーさんが出していたコーヒーと同じものですか?」
という淡い期待。その返事は「NO」。当たり前とは思いますが、とても残念でした。
どういった経緯でこのお店の権利が譲渡されたのかわかりませんが、可能ならばあのコーヒーをまた飲みたかったです。。。


スピークイージーリスト

● 渋谷 『JANAI COFFEE』

● Comming soon...

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