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【7/1対中日12回戦●】得点圏での凡退が相次ぎ11残塁…。湯浅のプロ初被弾で力尽く…。”打線・先発・中継ぎ”全てに課題が残る月初め、どう立て直すかに注目です!

こんにちは!かったーです!

阪神タイガース、4連敗です…。

大野雄大選手が急遽登板を回避したことで中日サイドは「マシンガン継投」を敢行します。

この延長戦を見据えない”執念の継投”に阪神打線がまんまとやられてしまった印象です。

8回表に何とか同点に追いついたものの、その裏に湯浅京己選手がマルティネス選手に痛恨のプロ初被弾を喰らい、そのまま敗戦。

2試合連続で勝ちパターンの投手が打たれて負ける、阪神にとって非常に苦しい4連敗になってしまいました。


前カードでは先発陣が序盤に炎上、2試合続けて勝ちパターンが敗戦投手に、打線は今週4試合で1試合平均2.5得点と投手・野手ともに苦しい時期に突入しています。

記録的な猛暑もあり、疲労が溜まりやすい時期なので、今1軍にいる選手以上に「2軍からの救世主」の登場を個人的には待ち望んでいます。

何とか苦しい今を耐え忍び、出来るだけ早く良い流れを呼び込みたいところですね。



スコア・責任投手・本塁打

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スタメン

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野手成績

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投手成績

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気になった選手

湯浅京己

プロ初被弾があまりにも手痛すぎる1発になってしまいました。


同点に追いついた直後の8回裏、3番手として湯浅京己選手がマウンドに上がります。

1アウト後、岡林勇希選手にライト線へのツーベースを許します。

余談ですが感覚的に「毎試合のように岡林に打たれてるよなあ…」そう感じたので岡林選手の”対チーム別成績”を調べてみました。

岡林勇希 対チーム別成績 ※7/1終了時点
対巨人:打率.340(53-18) OPS.735
対ヤクルト:打率.200(35-7) OPS.486
対DeNA:打率.226(31-7) OPS.499
対広島:打率.350(40-14) OPS.806
対阪神:打率.233(43-10) OPS.577

思い違いでした(笑)

それでも良いところで打たれた印象があるので、今後も要注意人物であることには変わりないでしょう。


1アウト2塁のピンチで迎えた高橋周平選手をレフトフライに打ち取ります。

打ち取った直後マウンドに集まり、マルティネス選手・阿部寿樹選手のどちらと勝負するのかをしっかりと確認し、「マルティネス勝負」を選択します。

その初球でした。

高めの釣り球として坂本誠志郎選手に要求された通りのコースに投げ込みましたが、マルティネス選手は完全にストレート待ち、完璧にレフトスタンドまで運ばれてしまいました。

配球の是非に関しては素人の私が偉そうに語っても結果論になるので、とやかく言うのはお門違いだと思っています。

「連投中の湯浅選手のストレートがバッテリーの想定よりも走っていなかった」

これに尽きると思います。


矢野監督は試合後湯浅選手について

―湯浅は悔しい1球になった 
「まあまあ、経験の浅いピッチャーを使っているし、あいつが成長した証としてあそこで投げられているので、打たれたことは全然かまわないし、逃げたわけでもなんでもない。でも、あの場面で、あのボールを打たれるっていうことが、また次どうするか、あいつの中の経験値として肥やしにしていかないと。目いっぱい投げました、打たれた。それだけでは、プロで生きていくためのプラス材料にはしていけないんで。セットアッパーってほぼ全ての球を全力でいくっていうのは疲れがたまってくるし。その疲れた(状態で)、集中力が高い中心バッター、そういうところでどうするか。いい勉強だと思う。俺の中で逃げたわけじゃないから。それはもう全然、勝負にいけば打たれることもあるし、どんどん抑えられる投手になってもらいたい。打たれることに関しては受け止めています」

結果を受け止め、成長の肥やしにして欲しいとコメントしています。


以前湯浅選手が敗戦投手になった際にも言いましたが、この苦い経験をさらなる成長に繋げられれば、この敗戦も安いものなのかもしれません。

ただチームが3連敗中、前日には同じく勝ちパターンの岩崎優選手がサヨナラ打を喰らっていた流れを考えるとあまりにも痛すぎる敗戦だったことには変わりありません。

高くついたこの苦い経験を活かして、湯浅選手が”圧倒的な存在”になる日を楽しみにしています。



気になったこと

長打力不足・野手陣の層の薄さ

この試合で阪神が得点圏にランナーを進めたイニングは「2回表・4回表・5回表・7回表・8回表・9回表」の6度もあります。

ですが得点を奪えたのは糸原健斗選手がタイムリーを放った8回表のみで、それも2アウトからの同点打だけで逆転することはできませんでした。


6月前半の得点力が充実していた時期との違いは物凄く単純で「大山悠輔選手の状態が落ちてきたこと」です。

6月絶好調だった大山選手もリーグ戦再開後から徐々に調子を落としていて、今週4試合に限ると「15打数1安打」で完全に冷えてしまっています。

とはいえ6月前半の絶好調っぷりが凄まじかったので、いつかこうなってしまうのは仕方がないことでしょう。
(7月中に調子を再び上げられるかどうかで、大山選手の課題である”波の激しさ”を克服できたかが分かると思っています。)


となるとチームとしての最大の問題点は長打力を佐藤輝明選手・大山悠輔選手の2人に依存し過ぎていることです。

27試合連続ヒットを続けている近本光司選手1番定着後打撃好調の中野拓夢選手を中心に出塁することに困ってはいませんが、長打を見込める返す側の選手の乏しさが完全なる弱点となっています。

「もう一度6月前半の絶好調を取り戻せ!」と大山選手に期待するのはあまりに酷だと思うので、長打が見込める別の選手が救世主になるのが現実的な解決策でしょう。

具体的にはロハス選手・糸井嘉男選手・最近2軍で実戦復帰を果たしたマルテ選手・新外国人ロドリゲス選手・期待の若手井上広大選手あたりだと思います。


正直野手陣の層の薄さが阪神最大の課題で本格的な解決を目指すのは、次期監督の仕事でしょう。

それでも今季のAクラス進出・大逆転優勝の望みが完全に断たれるまでは矢野監督ら首脳陣はもちろん、選手たちも足掻いてくれるはずです。

この大きな課題を解決するきっかけをどのように掴んでいくのかに注目しています。



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ありがとうございました。


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