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【5/17対ヤクルト10回戦●】今季5度目のサヨナラ負け…。岩崎でダメなら仕方がない…。湯浅vs山崎の熱闘に痺れました!

こんにちは!かったーです!

阪神タイガース、連勝ストップです。

”絶対的守護神”が昨年まで存在したので、サヨナラ負けへの耐性が落ちている阪神ファンは多いような気がします。

クローザーがいたとしても、ペナントレースは長いのでこのような試合も何回か起こるんだということを再認識しないといけませんね。

とはいえ5月の時点で5度目のサヨナラ負けは少し多いような気もしますが、これまで素晴らしい活躍を見せていた岩崎優選手を責めることは誰にも出来ないでしょう。

次回登板でのリベンジを楽しみにしています。


打線に目を向けると、土日のDeNA戦で爆発した勢いそのままに戦うことを期待していましたが、4安打1得点と貧打に逆戻りしてしまいました。

ただ今年の主力は全員揃っているので、彼らの奮起を待つしかないと個人的に思っています。

王者ヤクルトに食らいつく良い攻撃を残り2試合で見られることを願っています。



スコア・責任投手・本塁打

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スタメン

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野手成績

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投手成績

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気になった選手

湯浅京己

8回裏4番手としてマウンドに上がった湯浅京己選手

勝ちには繋がりませんでしたが、湯浅選手の投球を見ていて本当に痺れました。

先頭の長岡秀樹選手にセンター前ヒットを浴びると宮本丈選手の送りバント1アウト2塁のピンチを背負います。

ここで塩見泰隆選手を僅か1球で打ち取るとこの日最も痺れた山崎晃大朗選手との対戦を迎えます。


山崎選手の意地と湯浅選手の意地がぶつかる13球の熱闘の中で個人的に痺れた球が3球あったので、そこを中心にこの対戦を振り返ります。

ストレート2球で湯浅選手が山崎選手を追い込みます。

この追い込まれた中、山崎選手がストレートとフォークの両対応でファールとボールでカウントを整えていきます。

2ストライク1ボールで迎えた5球目、この対戦初めてインローに152キロのストレートを投げ込みます。

ストライクにはなりませんでしたが、見逃し方的に山崎選手の頭の中にはなかったコースだったはずで、そこを突く素晴らしい1球でした。


まだまだ粘り合いは続きます。

6球目同じインローにフォーク、7球目今度は高めにストレートとあの手この手を阪神バッテリーが試みますが、全て山崎選手がファールで凌ぎます。

続く8球目、誰の頭にもなかったであろう緩いスライダーを投じますが、僅かに外れてボール判定。

相手の頭にない緩い球で見逃し三振を狙った阪神バッテリーの考えに痺れました。


緩いスライダーで決めきれなかった阪神バッテリーはこの後4球連続でストレートを続けますが、悉くファールにされてしまいます。

そして13球目、この対戦で1番甘かった真ん中のストレートで見逃し三振を奪い阪神バッテリーの勝利でこの対戦が決着します。

解説の館山昌平さん「直前の高めのストレートで山崎選手の目付けが上がっていて、この甘めのコースに手が出なかったのでは」と解説されていました。

またフォークの意識があり、投じるなら甘めのところから落として振らせてくるイメージが山崎選手の中にあったのかもしれません。

阪神バッテリーが狙って真ん中を選んだのかは分かりませんが、一般的に甘いとされるコースでも場面によっては「抑えるための最善策」になり得るんだという野球の奥深さを再確認できた瞬間でした。


湯浅選手は登板後

「とにかく気持ちで絶対に負けないという思いで投げました。粘られましたが、それ以上に粘ってやろうと」

と力強いコメントを残しています。

また矢野監督は

「1軍でこれだけ投げるのは、もちろん初めてで。粘られた中、山崎でしっかり切るというところも見事やし、湯浅のやれることはやろうとしているのは結果にもつながっている。自信を持ってどんどんやっていってくれたらいいなと思う」

と評価するコメントを残しています。


今季苦しむ阪神において湯浅選手の成長は数少ない明るい材料です。

チーム状況に左右されず目の前の打者を抑えにいく気合の入った若者の姿をこれからも応援していきたいと思います。


岩崎優

岩崎優選手にとって開幕戦以来の失点でクローザーに回ってからは初めての失点を喫してしまいました。

この日の岩崎選手は明らかに本調子ではなく、先頭の山田哲人選手にストレートの四球を与え、続く村上宗隆選手にも特大のレフトフライを打たれてしまいます。
(山田選手への四球が岩崎選手にとって今季初与四球)

前回登板から中5日と間隔が空きすぎたことが関係あるかは分かりませんが、球が上ずってコントロールできなかった印象です。


最後はオスナ選手に高めのストレートをライトへの犠牲フライとされサヨナラ負けになりました。

1アウト2,3塁でオスナ選手を迎えたので、満塁策も考えられましたが「オスナ選手の打撃の調子・先頭をストレートの四球で歩かせていること」この辺りを考慮して満塁策を選ばなかったと解釈しています。

「満塁策・オスナ勝負」どちらも理由は想像が付くので、仕方がないと割り切るしか無いのかなあと思っています。

一度の救援失敗で信頼が揺らぐような投手では無いので、配置転換などを考える必要は全くなく、「次の登板機会でリベンジしてくれ」これしか無いと私は思っています。


糸原健斗

先発西勇輝選手を救う好守に、この日唯一の得点となったソロホームランを打ち、5月の好調が続いていることをアピールしてくれました。

開幕から長く不振に陥ったことと守備課題が重なって批判の的になっていましたが、5月に入って状態を上げてきています。


糸原選手以外の選手がセカンドで出場する機会が多くなっていましたが、レギュラーを奪い切るほどの活躍はできず、糸原選手の復調を待つしか無くなってしまった印象です。

その中で糸原選手の状態が上がってきたのは非常に大きく慢性的な得点力不足が課題の阪神において、課題解決のキーマンになってくれそうです。


気になったこと

こういう試合は必ずある。問題は引きずってしまうこと。

非常に悔しい試合でしたが、長いシーズンクローザーが1点差を守りきれず敗れる試合は必ずあります。

昨年までのスアレス選手が”絶対的”すぎただけです。

岩崎優選手への信頼感はこれだけでは揺るがないでしょう。


打線に目を向けるとソロホームランの1点だけというのは非常に厳しいですが、毎試合打線が繋がることはあり得ません。

なので選手・首脳陣の皆さんはもちろん、我々阪神ファンもある程度割り切るしかないのかなあと個人的に思っています。

ただ今年の阪神は特に「一度崩れた後にずるずる引きずってしまう傾向」が強いように感じます。

開幕当初の9連敗・6連勝後の完封負けで再度得点力不足に陥るなど悪い状態が長く続きすぎている印象です。

今回こそこの試合だけで貧打を止めて、このカード中に打線で勝った試合を作って欲しいです。



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