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【5/4対ヤクルト8回戦●】嫌な予感的中…。2試合連続完封負け…。流れを呼び込んでくれる野手募集中です。

こんにちは!かったーです!

阪神タイガース、2連敗です。

前回の試合振り返り記事で「近年の阪神は一度失った流れを取り戻すのが苦手なように感じられ、完封負けを引きずってズルズルいかないか心配」と書いたところ案の定そうなってしまいました。

小川泰弘選手石川雅規選手も好投していたので、大量得点が取れたとは思いませんが、相手のヤクルト打線は好投する西勇輝選手・秋山拓巳選手から少ないチャンスを物にして得点を奪っていきました。

悔しいですが相手の主軸村上宗隆選手と阪神の主軸佐藤輝明選手・大山悠輔選手の差が露骨に出た試合展開だったと思います。



スコア・責任投手・本塁打

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スタメン

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野手成績

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投手成績

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気になった選手

秋山拓巳

今季初勝利を挙げた前回登板から中5日秋山拓巳選手が先発です。

勝ち星を挙げた前回登板もキレや制球が本来のものではなかったので、どのように修正してくるかを楽しみにしていました。

結果は5.1回 82球 被安打5 奪三振4 与四球0 失点3と援護がない中粘り切ることができませんでした。

ただ前回よりは制球力が上がった印象で、6回裏に村上宗隆選手に打たれたボールもアウトローびたびたのコースだったので、点数を奪ったヤクルト側を褒めるべきでしょう。

登板後秋山選手は

「何とか粘ってチームに流れを持ってきたいと思っていましたが、粘り切れずにマウンドを降り、悔しい登板になりました」

と悔しさが伝わるコメントを残しています。

矢野監督は

「球も前回よりもよかったと思うし、アキらしさは出始めているかなという感じ。まだまだ試合もある。今日以上の状態になると思うので、それを楽しみにしています」

とコメントしており、巻き返しを期待しています。


”長いイニングを投げる”という課題はなかなか解決できていませんが、徐々に本来の力を取り戻しつつあるので、苦しいチームを支え続けてもらいたいです。


加治屋蓮

岩貞祐太選手・齋藤友貴哉選手とともにビハインド時の中継ぎを任されているのが加治屋蓮選手です。

先日プロ初勝利を挙げた渡邉雄大選手と同じくソフトバンクを戦力外になったところを阪神が獲得した選手で、今季が移籍2年目です。


この日は8回表に4番手としてマウンドに上がり、塩見泰隆選手・青木宣親選手を1球ずつで打ち取り、山田哲人選手からは落差の大きいフォークで空振り三振を奪います。

これが今季5度目の登板で4月13日の中日戦でサヨナラ打を食らって以降4試合を無失点に抑えています。

左打者という明確な課題はあるものの、起用法を工夫すれば十分戦力になってくれそうです。
(対右被打率:.111 対左被打率:.375)


開幕前から開幕当初にかけて不安視されてきた中継ぎ陣ですが、ビハインド時に投げる選手も含めて安定感が出てきました。

甲子園が本拠地だからか投手陣が多少手薄になってもシーズンを重ねれば、誰かしら出てくるんだなあと実感しています。


気になったポイント

”最低限”を意識しすぎでは?

1回裏、先頭の近本光司選手が左中間へ打球を飛ばしツーベースで出塁します。

続く2番山本泰寛選手投ゴロに倒れ、2塁ランナー近本選手が挟まれている間に山本選手がセカンドまで進塁しますが、ランナーを進めることは出来ませんでした。

個人的に気になったのは結果ではなく、山本選手の打席内での意識です。

1球目・2球目と明らかに右方向を狙った打撃でファールとなり、追い込まれた3球目に当てただけのバッティングで投ゴロに倒れます。


ノーアウト2塁で迎えた打者が「ランナーを進めるために最低でも右方向に転がしたい」と考えるのは自然なことではありますが、進塁打はあくまでも”最低限”の仕事です。

その”最低限”を意識するあまりに鋭い打球を放とうとしないのは本末転倒なように感じます。

打者不利なカウントになった中で進塁打を打つから”最低限”の仕事と言えるのであって、最初から”最低限”狙いではチームに貢献してるとは言いにくいのではないでしょうか。

追い込まれる前までは鋭い打球を飛ばす意識で打席に立って欲しいですし、特に山本選手は試合前の時点で打率3割を超えていて、前のカードではホームランやタイムリーを放っていた選手です。

その打力を買ってスタメン起用しているからこそ、ベンチの指示が送りバントではなくヒッティングだったはずです。


借金が嵩んでいる苦しいチーム状況だからこそ”最低限”を意識しすぎるのではなく、”最高”の結果を追い求めて打席に立ってほしいなあと感じました。


野手陣の力不足

この2試合を見ていて感じた1番の感想がこれです。

「佐藤輝明選手・大山悠輔選手が打てば勝ち、打てなければ即負け」のような状況に陥っています。

この2人は阪神の主軸で、2人の活躍なしに最下位からの浮上はありえないでしょう。

ただあまりにもこの2人に依存しすぎており、これでは彼らの負担が重すぎると同時に安定して勝つことはできません。

近本光司選手・中野拓夢選手は比較的好調ですが、彼らはあくまでも”出塁する側”の選手です。”返す側”の選手があまりにも乏しいのが問題だと感じています。


マルテ選手が離脱し、主力として期待された糸原健斗選手,梅野隆太郎選手が不調、2年目の覚醒を期待されたロハス選手は不発、今季復活を果たした糸井嘉男選手がコンディション不良と想定外があまりにも多すぎるので、仕方ない面もあります。
(ロハス選手に関してはもう少し辛抱強く起用しても良いのになあと個人的には思っています。)

そんな中で彼らの代わりに出場機会を増やした選手たちの打撃が、結果以前に弱い打球や当てに行くスイングばかりが目立ち、阪神野手陣の”力不足”を痛感しています。

甲子園が本拠地なのでホームランを量産しろとは言いません。ただもっと鋭いスイング・力強い打球を増やして欲しいなあと感じています。

あくまでも個人的な感想なので、既に鋭いスイングや・力強い打球が飛んでいたら申し訳ないですし、完封負けが続いたことによる印象の悪さもあるでしょう。

少し愚痴っぽくなりましたが、次戦以降スカッとする展開が見られることを期待しています!



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ありがとうございました。

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