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【5/27対ロッテ1回戦○】ウィルカーソン8回無失点で佐々木朗希に投げ勝った!悔しさ溜まっていた佐藤輝明が決勝HR!

こんにちは!かったーです!

阪神タイガース、連敗ストップです!

”令和の怪物”佐々木朗希選手との対戦で前日から「完全試合」がトレンド入りするほどの注目度の高い試合です。

現状の阪神打線が深刻な得点力不足に陥っていたこともあり「まじで完全試合されてまうで…」そう思っていた阪神ファンの方も沢山いたのではないでしょうか。


結果的に完全試合を阻止しチャンスを作ることはできましたが、佐々木朗希選手から得点は奪えませんでした。

それでもウィルカーソン選手の素晴らしい投球と佐藤輝明選手の意地の1発で勝ち切ることができたので、阪神ファンとしては喜ばしい限りです。

反省点も見受けられましたが、何より勝つことができて本当に良かったです!



スコア・責任投手・本塁打

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スタメン

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野手成績

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投手成績

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気になった選手

ウィルカーソン

この試合のMVPはウィルカーソン選手で間違いないでしょう。

試合前の段階から「佐々木朗希vs阪神打線」に注目が集まり少しかわいそうにも感じましたが、自身のピッチングでこの試合の主役に躍り出ます。


2試合連続中5日での登板となったこの試合ですが、結果は「8回 108球 被安打5 奪三振4 与四球2 無失点」と自己最長の8回を投げ抜きチームに勝ちをもたらしてくれました。

いつもよりストレートに威力が感じられ、ゾーン内のチェンジアップ・カーブで緩急をつけロッテ打線を抑え込んでいきます。

中盤の5回裏・6回裏にピンチを招きますが、併殺打などでしっかりと切り抜けます。


2イニング続けてピンチを招いたことと連続中5日で90球を迎えたこともあり、6回で降板すると勝手に思っていましたが、首脳陣は7回裏も続投を選択。

結果的に7回裏・8回裏を僅か18球で1人のランナーも出さず投げ切ってくれたので、前のカードで登板が増えていた中継ぎ陣を休ませることに成功します。

そして9回表に佐藤輝明選手のホームランで阪神が先制し、9回裏を岩崎優選手が問題なく抑えたため、なんとかウィルカーソン選手に勝ち星をプレゼントすることができました。


「連続中5日・貧打で登板過多になっていた中継ぎを休ませるために8回続投」という大きい負担を1人で背負ってくれたウィルカーソン選手

これぞ”助っ人”と呼ぶに相応しい選手が阪神に加わってくれたことを再確認できた登板でした。


佐藤輝明

「楽天3連戦で悉くチャンスで凡退・佐々木朗希相手に3打席完敗・自身の走塁ミスでチャンスを潰す」

佐藤輝明選手の頭の中は悔しさで一杯だったと思います。

そんな悔しさを晴らす劇的な1発を放ってくれました。


場面は9回表1アウトランナーなし、相手はロッテの守護神益田直也選手

ホームランだけは避けなければならない場面ということでロッテバッテリーは低めのシンカーを徹底します。

その低めのワンバンしそうなシンカーを佐藤選手が上手く拾ってセンターバックスクリーンまで運びます。

ヒットになるだけでも”芸術的な打撃”と評価されそうなボールをホームランにできるのは流石の一言です。

もともと低めの変化球を拾うのが上手い選手とはいえ、あれをホームランにできるのは佐藤選手ぐらいかもしれません。


阪神OB・ロッテOBの鳥谷敬さんは佐藤選手について

0-0の9回表1死で迎えた4打席目。現地の肌感覚を正直に振り返れば、ZOZOマリンには「また三振だろ」というムードが漂っていました。そんな空気をひと振りで吹き飛ばしてしまうのだから、その魅力は計り知れません。しかも、決勝弾の1球は低めにショートバウンドしようかというボール球だったから、余計に驚かされました。 

相手はロッテ守護神の益田投手でした。この日は3連戦初戦。2試合を残した時点でクローザーにダメージを食らわせただけでも価値があります。その上、佐々木朗希投手と対決した一戦で勝利にまで導いたのです。底知れぬスター性を感じたのは、決して自分だけではなかったはずです。

もちろん、4回の走塁ミスはいただけません。1死三塁で二ゴロに倒れた場面。三塁走者が三本間に挟まれる間、暴走気味に三塁を狙ってダブルプレーとなりました。打者走者は基本、三塁走者が本塁側に追われているタイミングで三塁を狙うもの。逆に追われているタイミングで三塁を狙うのは明らかなミスです。それでも反省はしても引きずらずに決勝弾。誰にでもできる芸当ではありません。

https://news.yahoo.co.jp/articles/3d29244e8e6df8a49e3bf724c8e2430b66fdff95

このように評論されています。

鳥谷さんが言うように「3打席凡退・走塁ミス」があった試合で最後の打席に決勝ホームランを打ってしまうところに”スター性”を強く感じます。


佐藤選手はこのホームランについて

―体勢を崩されながらスタンドまで運んだ  

「食らいついた結果です。(シンカーは)もちろん頭にありました。追い込まれたので、なんとか対応しようと思っていきました」

とコメントしています。

また佐々木朗希選手に関しては

―佐々木朗は昨年の対戦と比べて 

「いや、もう全然違うピッチャー。まっすぐ、フォーク。すごいピッチャーでした」 

 ―2三振はフォークで  

「はい。いい球でした」

と完敗を認めています。

佐々木朗希選手・佐藤輝明選手ともにこれからの野球界を背負っていく選手で、リーグは違えど痺れる場面での対戦が今後もあるはずです。

その際に成長した佐藤選手が佐々木選手を打ち砕く姿を我々阪神ファンは楽しみにしています。


糸原健斗

佐々木朗希選手自身のミスや阪神打線の機動力で得点こそ奪えませんでしたが、チャンスを作ることはできました。

阪神打線にいつもよりチームとして束になって攻略しようとする雰囲気が感じられ、その先陣を切ってくれたのが糸原健斗選手です。


第1打席チーム初ヒットとなるレフト前ヒットを放ちます。

左打者のアウトハイにストレートが抜けていくシーンが多々あり、それを見逃さなかった形です。

高めに目付けし、逆らわない打撃を心がけたように見え、佐々木朗希選手からヒットを打つ際のお手本のような打撃でした。


第2打席はアウトハイに抜けてきたフォークをまたしてもレフト前ヒットとします。

もともと速球を仕留めるのが得意な選手なので、糸原選手にとって佐々木朗希選手は得意な部類の投手なのかもしれません。


糸原選手自身は

「真っすぐをファウルにしないように、1球で仕留めるというのは意識していたので1球目から真っすぐを、とらえられたのはよかったかなと思います」

とコメントしており、1球で仕留められた点を自己評価しています。


今季全体の成績で見るとまだまだ物足りない成績の糸原選手ですが、5月に絞ると本来の成績に近い数字が残っています。

糸原(5月):.286(63-18)2本塁打4打点 出塁率.328長打率.397OPS.725

このままコンスタントに結果を出し続けて、チームに貢献し続けてもらいたいです。


岩崎優

前日に今季2敗目を喫していた岩崎優選手”守護神”として9回裏を三者凡退で締め括ってくれました。

最近6試合で2敗を喫し三者凡退で抑えたのは4月10日広島戦以来と不安定な投球が続いていたこともあり、配置転換を望む声も少なくありません。

その不安を振り払う投球をこの日見せることができたので、まずは一安心といったところでしょうか。


矢野監督は2敗目を喫した5月26日の試合後「守護神起用継続」を明言しており、個人的にも賛成しています。

確かに不安定な投球が目立ちますが、それでも成績を見ればすぐに配置転換をしないといけないようには感じません。
(岩崎優:防御率2.50 19登板 1勝2敗 5H 8S WHIP1.50)

それに7回・8回を投げるよりもクローザーの方が登板シチュエーションが分かりやすく調整もしやすそうなので、岩崎選手にとって身体的な負担が軽減されそうなのも理由の1つです。


何にせよ今の阪神には岩崎選手の力が欠かせないので、この試合をきっかけに立ち直ってもらえたら嬉しいです。




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ありがとうございました。


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