【5/5対ヤクルト9回戦○】今季初のサヨナラ勝ち!中継ぎ陣の踏ん張り!ロハス・山本の押し出し四球!
こんにちは!かったーです!
阪神タイガース、連敗ストップです!
今季初のサヨナラ勝ちで、”こどもの日”の連勝を6に伸ばすことが出来ました。
同一カード3連勝だけは絶対に避けないといけない試合で、課題は残りましたが、しぶとさでヤクルトを上回り勝つことが出来ました。
しぶとい活躍を見せた選手を中心にこの試合を振り返っていきたいと思います。
スコア・責任投手・本塁打
スタメン
野手成績
投手成績
気になった選手
ガンケル
5月1日日曜日の巨人戦を右肩の張りで登板回避していたガンケル選手が中10日でこの日の先発でした。
西純矢選手が素晴らしい投球を見せたので、ガンケル選手の登板回避が陰に隠れてしまいましたが、状態次第では阪神にとって大きな痛手となってしまいます。
そんなガンケル選手は5回 80球 被安打4 奪三振2 与四球0 失点2という内容で完璧とは言えませんが試合を作ることは出来ました。
投げてるボールを見る限り、肩の不安も感じられなかったので一安心といったところでしょうか。
初回に味方のエラー絡みでノーヒットながらに失点してしまい、嫌な雰囲気が漂いましたが、崩れることなくガンケル選手らしい打たせて取るピッチングで試合を作ってくれました。
ガンケル選手は降板後
とコメントしています。
先発投手が5,6回で降板するケースが目立つので、コメント通り1イニングでも投げ切れるようなスムーズな投球を次回以降期待しています。
ロハス・ジュニア
4月30日の巨人戦以来のスタメン出場となったロハス選手が良い活躍をしてくれました。
今年のロハス選手は四球と長打が多く低打率でありながら、チームの中では上位のOPSを記録しています。
低打率や凡退時の淡白さが故に起用しにくい選手ではありますが、個人的には我慢し続けて欲しいなあと感じている選手です。
大山悠輔選手が四球で出塁した直後の第1打席、追い込まれてからもファールで粘り8球目のアウトハイの変化球を逆らわずレフト前ヒットとします。
2アウト満塁のチャンスで迎えた第3打席、またしても追い込まれてから際どいコースを見極めて同点の押し出し四球を選びます。
今年のロハス選手を象徴する打席で、際どいところを見極める選球眼が昨年よりも増しているように感じます。
目立つ活躍は出来ませんでしたが、追い込まれてから簡単に凡退することなく粘って仕事をする姿が見受けられたので、次戦以降も積極的に起用され続けて欲しいなあと思っています。
山本泰寛
同一カード3連敗を回避するサヨナラ勝ちを決めたのは、ここ最近しぶとい活躍が光っている山本泰寛選手でした。
前日に自打球が右目の下あたりを直撃し、途中交代していましたが大事に至らず、この日もスタメンで出場します。
ヒットこそ出ませんでしたがサヨナラ押し出しを含めて2つの四球を選び、さらには第1打席で送りバントを決めています。
セカンドの守備でも随所に軽快なプレイが見受けられ、現在の阪神では欠かすことの出来ない選手に序列を上げていっています。
こどもの日特別企画として”ちびっ子インタビュアー”が務めたヒーローインタビューでは
と山本選手がコメントしています。
この試合終了時点で打率.281 1本塁打 6打点 出塁率.395 長打率.375 OPS.770と打率以上に高い出塁率を残しています。
本来の糸原健斗選手に期待されているような働きを見せているので、打線の潤滑油的な存在として、しばらく起用し続けて欲しいなあと感じています。
また山本選手自身にとってはレギュラー獲りの大チャンスなので、継続してしぶとい活躍を重ねて、レギュラーを奪い切れるかどうかに注目しています。
気になったポイント
阪神にとって不運な出来事が重なった序盤戦
2試合連続の完封負けで迎えた初回に”エラー→盗塁→進塁打→犠牲フライ”でノーヒットながらに先制を許す嫌な雰囲気がこの日も漂いました。
この嫌な雰囲気を助長するかのように阪神にとって不運な打球が序盤に集まり、「今日もダメかなあ」と感じた阪神ファンの方も多くいたと思います。
1回裏の近本光司選手・佐藤輝明選手のライナー性の打球や2回裏の梅野隆太郎選手のヒット性の打球がマウンドに当たってセカンドの前に転がり併殺打となってしまったのが代表例です。
ただ9回裏の先頭打者近本光司選手の打球は高いバウンドでサードの頭を越えるラッキーなヒットで、これがサヨナラ勝ちに繋がりました。
前日から続く嫌な雰囲気・不運をこのサヨナラ勝ちで振り払えていることを強く願っています。
四球
連敗中の課題にチャンスでのあと1本が挙げられ、この試合でも佐藤輝明選手にタイムリーが飛び出したものの、チャンスに大山悠輔選手,ロハス選手,原口文仁選手が凡退するなど完全に解決したとは言えないでしょう
それでも勝つことが出来たのは要所で四球を選べたからだと思います。
押し出し四球を選んだロハス選手,山本泰寛選手はもちろんのこと大山悠輔選手・島田海吏選手がチャンスを演出する四球を選んでいます。
もともと阪神にはガンガン振っていくタイプの選手が多い中、貴重な四球を選べるタイプのマルテ選手・糸原健斗選手が怪我や不振に陥ってしまっています。
淡白になり兼ねない現在の打線でしぶとく四球を選んで勝ちに繋げたのはチームにとって非常にありがたいはずです。
個人的には四球を選ぶ力に長けているロハス選手・山本泰寛選手を”疑似マルテ・糸原”としてスタメンで起用し続けて欲しいなあと感じています。
今年はヒットだけでなく四球を含めた出塁能力に注目して野球を見るようにしていて、四球を選べる選手の価値を再認識しています。
皆さんも注目してみてください。
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