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生ごみや落ち葉から堆肥へ。勝山オレンジに「コンポスト」ができるまで②

前回の投稿はこちら!


こんにちは、勝山オレンジクリニックの皆川です。
勝山オレンジクリニックでは,生ごみや落ち葉から堆肥を作る「コンポスト」をクリニックに設置するプロジェクトが進行中です。その後の取り組みを紹介します♪


コンポストについての勉強会を開催


クリニックにて4/20(土)に「キエーロコンポスト」の勉強会を開催。キエーロとは,土の中のバクテリアのための「家」
ご自宅でコンポストをされている大久保千恵さんにご協力いただき、コンポストの基礎知識を勉強しました。



勉強会では,コンポストで作った対比について説明されました。
黒土1グラムの中にいる数億個のバクテリアが生ごみを分解することで、栄養豊かな土が完成し、堆肥としていつでも使うことができます。
また,バクテリアは基本的に人間が好きなものが好きとのことです。肉、魚、油、料理の残り物も分解してくれます。

参考:https://kieroofficial.wixsite.com/kiero

分解に水分が必要なので、食べ残したラーメンのスープや、漬物の汁もOK。また揚げ物の残り油、鍋肌にこびりついたカレー、豚バラを焼いた後に残る白い脂のかたまりなど、排水溝を汚してしまいそうなものも分解してくれるとは驚きです。キエーロコンポストの可能性を知り、ますます楽しみになりました。


いよいよコンポストをDIY

そしていよいよ,勝山オレンジクリニックのきえーコンポストを自分たちで作り始めました。図面作りから始まり、廃材にニスを塗り、木材を切り、組み立ててビス打ちしていきます。

図面通りに木材を切っていきます


様子を見に来てくれた患者さん。
「これの方が切りやすいよ。」と道具を貸してくれ、アドバイスまでいただきました!


そして完成したコンポストがこちら!!!


こちらは蓋をつける前の様子。土置き型を作ってみました。
少し蓋の波板がズレてしまいましたが、分解には問題なさそうです。


実験してみよう!!

地域の方を巻き込みたい!
ということでまず声をかけたのは、クリニックのすぐ隣にある飲食店「ゆかり」さん。ボリューム満点の唐揚げ定食、唐揚げカレーが看板メニューのお店です。

廃棄食材を譲っていただけないか依頼したところ、ご協力いただけることになりました。


廃棄となる肉とスタッフの家から出た生ごみを投入!


期限切れの油も注ぎます。


しっかり空気を含ませるように混ぜていきます。


分解量、分解速度はやってみないとわからないので、試しながら調整していこうと思います。今後は、患者さんやご近所さんにも関わってもらえるように家庭の生ごみ回収など仕組みを考えていきます!



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