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ビジネスにおけるエンジニアリングとは。Hubble CTOが語る、時代を創りたいエンジニアへのメッセージ!

株式会社Hubbleの共同創業者兼CTOの藤井克也です。初noteです!
Hubbleでは今回シリーズAで6.5億の資金調達を行いました。改めて、今回シリーズAで出資頂いた既存投資家をはじめ、皆様に感謝の念を伝えさせて頂ければなと思います。いつも本当にありがとうございます!

プレスリリースはこちらからどうぞ

まだまだ未熟者でnoteで発信する事なんて、、と思っていた矢先、日経を初め、各種メディアにも取り上げてもらうことができ、今までの経験、感じてきたことが、誰かのためになるかもしれない?という思いで筆を執っています!エンジニア、CTO、StartUp起業等の言葉にピンとくる方に是非読んでいただければなと思います!

簡単にちょっとだけ自己紹介

僕は、元々研究バックグラウンドのエンジニアであり、東京大学で博士号取得、アメリカのMIT Media LabにてHCI (Human Computer Interaction)と呼ばれる分野での研究に携わらせて頂いていました。その後帰国し、ITコンサル会社を創業し、3年ほど運営しておりました。コンサルに飽きてきたなぁ。。。と思っていた時、最後のお客さんが早川だったんですよね。。一緒にタッグを組んでやろうということでHubbleが立ち上がりました。

創業の経緯を振り返ってみた

なんでそこで早川だったのか?と聞かれると、悩ましいんですが(笑)、彼のパッションですかね。エンジニアの方って基本的に”もの作り”が好きなのと、脳内の思考回路はif文だらけのロジックで出来上がってると思います。ただ会社を成功させる上で、パッションはものすごく大事。ITで起業するとどうしても、ものを作るエンジニアの価値が注視されがちですが、どんなに良いもの作っても、それがパッションと共に提案、営業できなければものは売れない。そういう意味でも、僕が作って彼が提案しに行く、というスキームはバランスが取りやすいかも?と思ったのがきっかけですかね。

早川と一緒にやっていくことになり、じゃあ何を作っていくか、という議論を交わしていくのですが、そうした日々の中で、当時の顧問弁護士だった酒井にヒアリングをかけたんです。そしたらなんと、1日中Wordを使って契約書を編集してメールに添付して顧客に返信して、の繰り返しだと聞いて。弁護士の1日の業務にすごくアナログ性を感じたんです。

僕は弁護士ってもっと、それこそNetflixのSuitsみたいな世界を想像していたんですが、実は弁護士って物凄く質素な働き方をしていたんですよね。

これってなんか光があたるべき人に光が当たっていないなとおもって。

エンジニアは当たり前にGitHubを使っていて、個人的にはどの分野にもITを導入すればいいのに、という想いもあったりして、単純にそれを移植すればできそうだな、と思ったんですよね。そこを解決するようなソフトを開発すれば困った人を助けるみたいなところにも繋がるし、そしてスタートアップとしての市場ニーズもありそうだな、というところで今のHubbleのバージョン管理という概念がそこで生まれました。

GitHubの思想を契約書作成へ(Hubble)

その後、酒井も縁あってジョインすることになり、今のHubbleに至っています。パッション男とロジック男に加えて、冷静でスマートな男が入ってきた感じですね笑

Hubble経営陣: 酒井(左)早川(中央)藤井(右)

Hubble開発におけるシリーズA

そんなこともあって、Hubbleの開発をしていくのですが、最初は当たり前ですが僕もコードも書いて、仕様も単純化したり、サイクルスピードを大事にしてやってきていました。世の中にプロダクトを出してフィードバックを受けないと何も始まらない、シード期の定説ですね。ただやはり、少人数での開発には限界があり、これからはチームでプログラミングをするとはなんぞやみたいな山を乗り越えていく必要があるなと思っています。

エンジニア的にはプロダクトを作る、コードをガリガリ書くというところがフォーカスされがちですが、そのプロダクトがどうやって大きくなっていくかというのは、やっぱりチームとしての意識がないと難しいと思っています。

今のHubbleはそれが実体験として経験ができる。資金も集まり、今後どんどん大きくなっていくフェーズで、自分のこれまでの経験やスキルを活かして上流から携わっていけるというのが面白いんじゃないかな、と思っています。ある程度成熟した会社だと、もうルールが出来上がっていて、そのルールに則ってやってるだけ。そんなのつまんないじゃないですか。

なので結構この部分の伸び代を学べるというのは、今後自分が起業しようとか、他のスタートアップに移ろうと思った時にかなり大事な資源になってくると思っています。今Hubbleに入ると、自分で設計もできるし、開発のPDCAを回して、エンジニアとしての価値がもう一皮剥けれる様な大事なところが学べるので、入るなら本当に今なんじゃないかなと思っています。

Hubbleが求めているのはこんな人

そんな想いもあって、僕的にはコードをガリガリに書けるだけ、そういう人ってHubbleには合わないなと思っています。僕のポリシーでもありますが、エンジニア×コミュニケーションみたいなところがやっぱすごい大事になってくると思うんです。そして、こういう人材の需要も絶対上がっているはず。

なのでHubbleでは、

  • まず自走できること

  • プラス組織的なところで活躍していかなければならないので、コミュニケーションがストレスなく積極的に取れる人。思いやりを持てる人。

  • 今後いろんな組織を細分化していくので、その組織のPJリーダー的な役割になる可能性もある。その時にチームとして自分がどこで活躍できるかとかリーダーシップを発揮したりとか、そういう能力を伸ばしたい人。

  • できなくてもいいからそのやる気がある人。自分がエンジニアとして下請けとしてずっとやっていくのではなくて、組織として自分がどう引っ張っていくのかみたいな志がある人。

読んでいただくと分かる通り、別に法務に興味がなくても、契約書に携わってきたペインがなくても全然いいと思っています。笑 正直僕自身も契約業務には全く馴染みのない人間でした。

ただリーガルテック市場は確実に伸びる市場であり、エンジニアというスキル価値が最大限に活用できるビジネスだと思っています。リーガルテック領域を創ったのは僕、私です!と言いたい!そういう思いを持っている人にはぜひ来てもらいたいな、と思っています。

自分でいうのもあれですが、Hubbleはかなり働きやすいと思います。笑
僕は個人の自由を尊重するタイプなので。技術的にもどんどん挑戦していいし、別にどこで何をやっててもいい。別に日本にいなくてもいい。結局タスクさえ実行してればどこにいて何やってても、何に挑戦してもいいんで、そういった意味では縛らないんで、かなり働きやすいと思っています。

それは僕がコミュニケーションを大事にしてるというのも大きくて、尖ったコミュニケーションだったら会社としては尊重してないですし、人と共存することを物凄く意識している人に対しては僕もどんどん評価を上げていっています。

余談としてもっと書こうとしたのですが、少し長くなってしまったのでこの辺りで。。。ここまで読んでくださり、ありがとうございました。もしまだ聞けるよー!という方いらっしゃいましたら、Meety開設しましたので是非お声がけください!また、今回の調達を踏まえ、Hubbleでは組織拡大に合わせて採用を絶賛積極採用中です。是非一緒にリーガルテック業界を盛り上げましょう!


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