見出し画像

ゴミ人間、俺

一年間の色々な活動が終わり、すっかり一年前の自分とは変わったように思う。
いい意味でも悪い意味でも。
今日はすごく情緒不安定だったので、ざっと文字に起こしてスッキリさせてみようと思った。

記事のタイトルにある「ゴミ人間、俺」というのは、某後輩がおすすめしてくれたヤングスキニーというロックバンドの曲だが、なんとなく「ゴミ人間」という響きが気持ちいのでタイトルにしてみた。

要するに、活動していくうちに自分が「ゴミ人間だな」と思ったのだ。

4月、私は晴れて日本中高生協議会の代表に就任した。
その時はやる気に満ち溢れていて、すごく仕事をしていたし、良い組織づくりのために運営陣のモチベ維持も力を入れて、正直毎日2時間くらい仕事に費やしていた。渉外の面とか外のこともすごく頑張っていた。
あのときの自分は目がキラキラしていた。

でも、やっぱり代表というのは反感を買いやすいもので、意見が対立したときにどっちかに決めなければならないときなどに採用されなかった方の意見の人から恨みを持たれたりすることもある。
中高協は当時結構影響のある団体だったし、私が運営したてで慣れないところがあったり方向性の不一致などで結構アンチ?とかもついてしまって、メンタルがどんどんやられていった。
その他団体内の揉め事など、5月当時は毎日3時まで起きたりしていて、ものすごいストレスを抱えていた。
前代表がものすごく高い評価を受けていた人なだけあって、前代表と比較され、「正直中高協って3期終わってから権威落ちたよな」とか言われて劣等感で押しつぶされそうになったこともあった。

私は昔から泣き癖があるので、ストレスが溜まると家で一人で号泣するのが日課だったが、5月、6月はもうなんというか、心が疲弊しすぎて、涙が出せなかった。
初めて、本当に辛いと涙が出てこないんだと思った。
もう失望の連続でやっぱり私はだめだ、と思った。
でもそんなとき、私のことを支えてくれた後輩や同級生の運営がいたので、なんとか乗り切ることができた。

しかしその頃から私のゴミ人間っぷりが出始めてしまった。代表になってもちろん楽しかったこともあるが、自分の行動が「個人」だけでなく「団体」に影響を及ぼすようになり、ストレスの規模が格段に大きくなった。

私は、自分が耐えられないほどのストレスを感じると、誰か自分に優しくしてくれる人にすべてをぶちまけてしまうという習性があることに気がついた。

大して話したこともない人に、話聞こうか?なんて言われると後先考えず自分の思ってることを全部吐き出してしまって、どんどん依存して。

でも、先程言った通り、私がそういう自分の気持ちを吐き出す相手はこれまで色々と信頼関係を積んできたというわけではない、あまり関わったことがない人であることが多かった。
だから、その人だけに本心を語っても、それが全部筒抜けになっていたなんてこともザラにあって、それでまた他の人に依存してっていうのを何度も(6回くらい)繰り返していたように思う。いい加減学べよって感じではある。
そんなことを繰り返しているうちに、自分の心の闇が各方面に露呈してしまい、自分のアンチを量産してしまった。

代表になりたてのとき、O壁先輩(隠せてない)という先輩に、「人を信用しすぎるな」と言われた。
その言葉の意味が、一年経ってよくわかった。
その信用した人がいい人である確証はない、もしかしたら情報を抜き取ろうとしている人かもしれない。
そんなこんなで、2月になる頃には対面恐怖症になっていた。
この一年間、結構罵られたり追求されることが多く、対面だと逃げられないという恐怖感があった。
人と喋るときは、常に録音を取られていると思って会話するようにしていたので、なんだか気が抜けることがなかった。

私は基本的に波風立てたくない人なので、いろんな人にいい顔をして(いわゆる八方美人というやつ?)、本心はとは全然違うことを言ってたりするから、そういう意味で自分もたくさんの人を裏切ってしまったのかと思う。

こうやって自分を振り返ってみると、本当に「ゴミ人間」だなあと思った。
・おそろしく忍耐力がないことを理由にその不安を他人にぶつけてしまう。
・そして波風立てないように自分の意見をはっきり言わない。
・いろんなことに手を出してすべてが中途半端。
・向き合うことをせず感情的になって爆発してメンヘラ化してしまう

こういう行動が、アンチ活動家を生んでしまったんだな…と反省している。

そんなこんなで、この一年で私は自分が「メンヘラ」であったことに気付かされた。(気づいたのは結構最近)

依存される側も快いものではないだろう。実際私も何度か依存されたことがあるが、重すぎて耐えきれなくての心がどんどん蝕まれていくのを感じた。
それなのに自分は同じことをしていて、最悪だと思った。まさにゴミ人間。

私に足りないのは「自立」であるとやっと気づいた。
「この人がいないと生きていけない」みたいな状況は、その人と関係が悪化したときに自分が壊れてしまう。

だから、「自分は自分しかいない。だから自分が一番頼れるのは自分だし、もっと自信を持って自立した人間になろう。他人を中心にする生き方はだめだ」とあらためて今日思った。

今更気づいてももう任期も残り1週間だから遅いのだけれど。
とりあえず、これまで自分が行ってきた様々な愚行を反省し、「ゴミ人間からの脱却」をしたいと思う。

そしてなにより、一年間を通してなんの文句も言わずに私の不安などを受け止めてくれた人もたくさんいた。
辛いときに励ましてくれた中高協の後輩、受験期なのにDMで相談に乗ってくれる先輩、副代表として支えてくれた二人、どんな逆境の中でも団体を辞めないでいてくれた同級生、半年以上に渡って支え続けてくれた団体以外の後輩など、「ゴミ人間」な私を受け止めてくれた方々には頭が上がりません。
本当にありがとうございました。

たくさんの人に迷惑をかけた一年でしたが、たくさんの人に支えられた一年でもありました。
来年の受験に向けて、ちゃんと人に頼らず自分の足で前に進めるように頑張ります。


「ゴミ人間からの脱却!!」


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?