南から北へ【北アルプス登山記③】
5時半に南岳小屋を出発。
前日、移動中にヘッドライトを落としてしまったようで明るくなってから山行を余儀なくされた。おかげで(?)南岳からの朝日を十分に堪能しました。
大キレットとは南岳から北穂高岳の間にある切れ込んだ岩稜帯のことで、毎年死者や負傷者が出ている国内の一般登山ルートとしては最高難易度とされている。一部では「すれ違うことも難しい」と言われているらしく、通常であれば3〜4時間程で通過できるが、渋滞するともっとかかる時間が場合もある。そのためこの日は時間に余裕を持たせたスケジュールを組んで臨んだ。
「毎年死者や負傷者が出ている」「国内の一般登山ルートとしては最高難易度」など恐怖を煽るような言葉が並んでいるが、足場の設置や整備もきちんとされていて、当初想像していたよりもずっと歩きやすかった。とはいえ、全体を通して急峻な岩稜地帯で体力、筋力、技術が必要な難易度の高い登山道であることは間違いない。
眺めが良すぎて1時間も休憩してしまいました(笑)
ここからの朝日や夕日も最高らしいのでいつかまた泊りがけで来たいです。
ここから穂高岳山荘へと向かいますが、北穂高岳から涸沢岳に向かう道も大キレットに負けじ劣らずの過酷なルートです。大キレットが危険なのは周知の事実で、その分、安全に配慮して足場などの設置も進められていますが、こちらは大キレットほど設置が進んでおらず、ある意味でこっちの方が難所ではないかと思える程でした。
北穂高小屋を出た時までは晴れていた空も気づけば曇り空に。予報では雨とは出ていなかったが、すぐに急変する北アルプスの空模様。
それでも雨に当たることなく穂高岳山荘に到着。
穂高岳山荘はメディアでもよく取り上げられているらしく、内装はとてもおしゃれ。登山者は午前の山行を終えて思い思いに午後のひとときを過ごしていました。
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