せいじとえいご

「せいじ」という言葉で、皆さんは何を思い浮かべるのだろう。あのお笑いコンビで不倫をしてしまった片割れを思い出す方もいるかもしれないし、身近なあの人・学生時代のあの人。その他にもいろんな思いがあるだろう。

では、「政治」だったら？安部さんの顔が浮かぶかもしれないし、トランプさんの顔が浮かぶかもしれないし、無縁・つまらない・おじさん・セクシー・などなどこちらも様々なイメージがあると思う。ただ、そこにある大半のものはどちらかというとネガティヴなものが多いだろう。私の「政治」に関するイメージは「経済」がよければ多くの人が気にしないものという印象だ。ここ数年は、世界経済の成長により株価が高いこと・なぜだか厚生省の統計不正によって賃金があがっていたという錯覚もあるためなのか、マリオの彼は、なんだかしらないが人気あるなと思っている。個人的にはアンパンマン顔のあの政治家が好きなのだが。。。

そんなギャグみたいな、政治状況の中、今はこのドラマにはまっている。

ハウス・オブ・カード 野望の階段 | Netflix (ネットフリックス) 公式サイト

ホワイトハウスの権力をめぐる政治ドラマなのだが、スピード感・各登場人物の味・野望・駆け引き・裏切り・夫婦愛・ロシアとの関係などなど非常に面白い。なぜ、こんなに惹かれるのだろう。狂おしいほどの権力への野望とそこに至る過程が、フィクションとは思えないほどにリアルで息をのむからだ。日本の国政政治がどうなのか、私にはわからないが昭和の化石のような幹事長っぷりや野党のそこじゃないっぷり、政権の姿勢などが、フィクションであるはずのドラマにはるかに負けているように感じる。

このドラマのおかけで、以前よりも実際の国政に興味を持ち始めた。もし見ていない方がいたら是非見てほしい。

又、英語を勉強する人にとってもこのドラマは役に立つと思う。英語も丁寧だし、会話のスピードも速すぎない。

好きなセリフは、

“I love that woman. I love her more than sharks love blood.”私は、この女性を愛している。鮫が、血を愛するよりも。

“The road to power is paved with hypocrisy, and casualties.” 権力への道は、偽善と犠牲で固められている。

日本の国政政治家でみているひとはいるのだろうか。是非意見を聞いてみたい。(特に二階さん。)