トゥルーマン・ショー 2

この前、コロナ禍での勤務実態の見える化という話の中でトゥルーマン・ショーについて触れた。

https://note.com/katsuw0_riku/n/nd609be522c57

もし、トゥルーマン・ショーがこのSNS全盛時代の行われていたらどうなっていたんだろうか。番組の演出で、人生が切り取られ消費されていく。あるときは感動を・怒りを・喜びを視聴者に与える。視聴者は安全な場所から匿名で(実名でも)、まるでコロッセオで戦う戦士に観客が「戦え・殺せ」などを叫ぶように出演者に投げつける。

勿論、相手を鼓舞する・好きで応戦するという正のフィードバックもあるかもしれない。ただ、必ずしも全てそうではない。

私はもともと、テラスハウスを見たことは、(付き合いで)1-2話くらいしかなくてイケてる人々がいけてる家でどんな暮らしをしてようが興味はなかった。

今回罵詈雑言を投げつけた人たちはどんな人なのだろうか。今までは、同列の"一般人"が少し手の届かないところに行ってしまったことによる嫉妬なのかなんなのか。

かつて、はるか昔、私が小学生・中学生のころに「あいのり」という番組が流行っていた。(今もあるらしいが)
当時は前略プロフィールとかアメブロとかmixiとかの時代で今ほどに個人が簡単にSNSでちょい有名人やらに絡むことは出来なかったと思う。

全てがポジティブな、清廉潔白なSNSというのはそれはそれで恐ろしいけども、ボーダーを超えてしまう投稿・ユーザーに対してはプラットフォーマーが毅然とした処理をできるようになればよいと思う。匿名性は大事だと思うので、どんな打ち手があるのが少し自分でも考えてみよう。それで、Twitter社に提案しよう。




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