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GWサイエンス教室を実施しました②

晴れた翌日、フィルムケースを使った「ロケットを飛ばそう!」を実施しました。

型紙から部品を切り取ります

参加者は10名。ロケットを作る前に、ロケットはどうして飛ぶことができるのか、空を飛ぶにはどのような方法があるのかについて、説明を聞きました。

先のとがった部分を取り付けます

ロケットは勢いよく燃焼ガスを噴き出し、その反作用ではるか高く飛ぶことができます。フィルムケースロケットでは、粒状の発砲入浴剤とぬるま湯をケースに入れてふたをして、ふたを下にしておきます。すると、ケース内の圧力が高くなりふたが外れると、ぬるま湯が吹き出し反作用の力でロケットが浮き上がります。

慎重にふたを閉めます

一般的なロケットの発射には「3・2・1・リフトオフ」とカウントダウンがありますが、フィルムケースロケットでは、圧力が高まる様子を確認することができず(近寄っては危険)、いつ飛び出すのかわかりません。ファイヤーサークルの外側から発射を見守る人たちは、ハラハラドキドキです。入浴剤とぬるま湯を入れて、ふたを閉めて発射台(お盆)にのせて待つこと約10秒。「ポーン!」と大きな音と「キャーッ!」のにぎやかな声とともに、フィルムケースロケットが発射します。

大人の背の高さよりも高く飛びました

飛び上がる高さは2mほど、風にのると数m先まで届きます。紙でできたロケットの形がふにゃふにゃになるほど、ロケットの発射を楽しんでいました。帰りの際には、新しいロケットの型紙と室内の話で取り上げた、ポリエチレンシートで再現した「アルソトミラの種子」を持ち帰っていただきました。

グライダーを作るヒントになったといわれるアルソトミラの種子(模型)

屋外での星空観察会はかないませんでしたが、参加した方々に喜んでいただきとてもうれしく思います。2日間、本当にありがとうございました。

星のソムリエ®
片股ジムニー

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