見出し画像

日光街道を歩く。

日光街道徒歩旅に挑戦してみました。
三十六里三町二間。現代風に言うと約140キロ。
1日ではさすがに踏破できないので、何度かに分けて挑戦することに。
今回は、日帰りで「江戸日本橋」から「越谷宿」の3宿を歩いてきました。

こんにちは、学園スタッフの佐々木(ひめちゃん)です。
日光街道と聞くと、日光に住んでいると何となく親近感があるように思いますが、いざスタートがどこで、ゴールがどこかと聞かれると分からない…。
日本橋と言われても、それはどこにあるか…。からのスタートです。
今回は、日光街道の案内本を手に持ち、グーグルマップは見ないぞ!とルールを決めてみました。

ということで、東京日本橋に到着。
「日本国道路元標」なるものがありました。

ここからいざスタート!
早速出てきた都会の建物に驚き…。

スカイツリーは雲隠れ中

浅草浅草寺の雷門前を通過。すごい人出です。
周りには、人力車のお兄さんたちがいました。いつか乗ってみたいです。

雷門を過ぎると南千住駅の前でやっと「日光街道」の文字を発見!
よしよし、始まったぞーという感じ。
ここまで約1時間半。最近の運動不足のせいか、既にキツイ。
今まで活動の中で、子ども達や仲間と長距離を歩くというプログラムを取り入れたりしたこともありましたが、ここで気づく。
1人で歩くとなるとなんだか寂しい。

ここ千住の町は、松尾芭蕉の「奥の細道」の旅立ちの地にもなっています。
記念碑などがあり、分かりやすくなっていました。

ここからは千住から次の草加宿まで進んでいきます。
青物問屋が軒を連ね「やっちゃい」のセリフが響いていたという、
やっちゃ場の案内がたくさん出ていました。
今は、異なる建物でも、ここにあったと、家紋と共にのこされています。

葛飾区のお隣、足立区を進んでいきます。
ちなみに旧街道になりますが、街道名は公募によって決まったようです。
まだまだゴールの日光は遠いですが、道がつながっている感じがして安心です。

草加宿の文字が見えてきました。
草加と言えば煎餅が有名ですよね。

ということで、こんなものも発見しました。

ココから越谷宿まではさらに9キロ、長い道のりです。
途中、立派な矢立橋を越えると、草加松原の風景が広がっていきます。
歩道がしっかりと整備されていて、隣には綾瀬川が流れている。
ちょっと昔の風景のようで落ち着きます。

ということで、本日のゴール北越谷駅に到着。
江戸日本橋から越谷宿まで約28.5㎞40,894歩でした。
かかった時間は、6時間40分。休憩も入れてですが、時速5キロで歩くのは難しいですね。

最終ゴールは、神橋ふもとの日光橋になります。
この道を進んでいくと、学園近くの道路まで続いているというから驚きです。

続きは、また日程を改めて歩こうと思います。
今回歩いた地域は、街道の案内がいくつも出ていて、歩いていて面白い発見がたくさんありました。
江戸時代、参勤交代などでこの道を歩いていた?なんて思うと、すごいなと感じます。
日光にいなくても、日光が感じられる商店街があったり。とっても素敵な街でした。

佐々木(ひめちゃん)


葛飾区立日光林間学園は、学校の宿泊学習だけでなく、誰でも宿泊が可能となっています。年末年始も営業いたします。
楽しいイベントも随時開催中!ぜひ一度いらしてみてください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?