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【ウィーン(オーストリア)】旅行前に知っておきたい10のこと(気候・服装・物価・交通・言語・治安など、旅行前に知っておくと便利な情報まとめ)

私がいつも旅行に行く前に調べておくことをメインに、「ウィーン(オーストリア)旅行前に知っておきたい10のこと」を、実際訪れた感想と合わせてまとめてみました。

1. 気候・服装(1月中旬)
2. 日曜日はお休みの店が多い(スーパーも)
3. 食費の相場
4. 交通
5. カフェ文化が無形文化遺産
6. 言語
7. 治安
8. 水道水が飲めます!
9. 電圧・プラグ
10. 空港↔市内の交通

1. 気候・服装(1月下旬)

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旅行の時期によって異なりますが、ネットで平均的なその月の気温や降水確率を確認しておきます。

それに合わせて服装や防寒具・傘を持っていくかを決めています。

今回のウィーン旅は1月半ばで、調べたところ平均的な気温は、最高4度・最低0度でした。まあまあ寒いです。2020年1月11・12・13日(2泊3日)

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今回は、ロングコート+ブラウス+セーター+インナー用の長袖という、私の中ではMAXの防寒スタイルでした。

さらに帽子、マフラー、手袋、毛糸のタイツ。そして、一段と寒くなる夜に、ユニクロのウルトラライトダウンを追加しました。

ウルトラライトダウンは軽くて小さくなるので、旅には本当に便利でおすすめです。

これで1月の寒いウィーンも全く問題ありませんでした。

雨は降るかもしれないですが、一日中降ることはあまりなさそうだったので、折り畳み傘は持っていきませんでした。


2. 日曜日はお休みの店が多い(スーパーも)

世界一住みやすい都市」と言われているウィーンで、唯一不便に感じたことです笑

観光で訪れる際は、日曜日がかかることも多いと思いますが、個人店だけでなく、大型スーパーもお休みになります。(前日の土曜日も18時まででした。)

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オーストリアには、「閉店法」という法律があり、小売店は基本的には日曜日や祝日の営業は禁止されています。

これは「労働者の保護」(長時間労働の抑制、過当競争の防止)を目的としているので、国民にとっては住みやすいのではないかと思いました。

3. 食費の相場

物やお店などによって異なりますが、日本と比べて高く感じるのは外食です。
ランチで10~15ユーロ(1200~1800円)ディナーで20~25ユーロ(2400~3000円)くらいが相場かなと思います。


<ある日のランチ(オーストリア料理の老舗カフェレストラン)>

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ソーセージ・パン1個・ミネラルウォーターで、約13ユーロ(1560円)

ファストフードや出店で、サクッと食べれば、食費を抑えることができます。

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またパンは0.25ユーロ~1ユーロ(約30円~120円)、ビールは500mlで約200円などと、日本より安く購入できる物もあります。

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<オーストリア産のレモンビール>

<補足:チップ>

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オーストリアはチップ文化があります
タクシーやレストランでは、合計金額の約10%を渡します。

日本もオランダにもチップ文化がないので、失礼のないように予め確認するようにしています。

<補足:クレジットカードは使えるかどうか?>

ウィーンではクレジットカードが使えるお店が多かったです。

使えない場所は下記でした。

・トラム(路面電車)内の券売機
・トイレ

トラムの乗車チケットは、駅構内の券売機ならカードが使えますが、トラム内の券売機では紙幣も使えませんでした。

トイレは50セント(約60円)ほど支払うことが多かったのですが、硬貨のみが使用できました。

クレジットカードが使える国でも、トイレにほぼ硬貨が必要になりますので、硬貨を少し残しておくように心がけています。(換金の際は紙幣のみです。)


4. 交通

地下鉄(Uバーン)・バス・路面電車(トラム)で市内を回ることができます。

地下鉄・バス・路面電車は共通のチケットで乗ることができ、どこまで行っても一律2.4ユーロです。

また地下鉄・バス・路面電車を乗り継ぐことができるので、1度購入すれば、目的地まで行けます。

これはとても分かりやすくて便利でした!

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私は交通機関を使うことが多そうだったので、「24時間フリーパス(24 Hour Tickets Vienna)」を購入しました。8ユーロ(約960円)
他にも48時間・72時間・1週間~などのパスがあるので、滞在に合わせて選ぶと良いと思います。

気を付けなければいけないのが、チケットを購入したら「打刻(乗車時間をチケットに刻印する)こと」です。

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ウィーンには改札がなく、打刻機のみが設置してあります。
この打刻を忘れてしまうと、駅員さんが検閲に来た時に罰金を取られてしまうので要注意です。

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最初は改札がないのが不思議でした(';')

5. カフェ文化が無形文化遺産

ウィーンのカフェ文化は「世界無形文化遺産」に登録されており、100年以上続く老舗カフェからモダンなカフェまで、街の至るところにカフェがあります。

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<ザッハトルテが有名なカフェ「DEMEL(デメル)」>

寒い時や疲れた時に、お休みしながら観光を楽しむことができます。


6. 言語

オーストリアの公用語は「ドイツ語」です。

シュテファン

<シュテファン大聖堂>

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<シュテファン大聖堂の礼拝のお知らせ>

標識などもドイツ語が多いですが、英語を話せる人が多く感じました。
先ほど少しお話しした、交通の券売機では、ドイツ語・英語以外にも10か国近くの言語から選ぶことができました。(日本語は残念ながらありませんでした。)

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私は英語が堪能ではないですが、ドイツ語よりは…といった感じです。
分からない時は、Google翻訳で今まで乗り切っています。


7. 治安

ウィーンは「世界で一番住みやすい都市」に2年連続で1位に選ばれています。

また治安の良い都市でも「世界第6位」と言われており、実際街を歩いていた感じは危ないことは感じませんでした。(2018年環境都市調査・MERCER参考)

とはいっても、スリや人通りが少ない道は避けるなどには気を付けていました。


8. 水道水が飲めます!

旅行の際に調べることのひとつに「水道水は飲めるかどうか」ということがあります。

ヨーロッパの水は飲めることも多いのですが、硬水が多いです。
硬水に慣れていないとお腹の調子が崩れることもあるので、飲めると分かってもミネラルウォーターを買うことも多いです。(旅先でお腹を壊すと最悪です。。)

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<オランダの水筒「dopper」。オランダも水道水が飲める国で、推奨されています。>

しかし、オーストリアはなんと!蛇口から出る水が「アルプスの天然水」なのです!
今回は水筒を持って行って汲んでいましたが(トイレで汲んでいる人もいます)、クリアでとても美味しかったです。

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最初はレストランでミネラルウォーターをオーダーしていたのですが(約2.5ユーロ:300円)、水道水を頼んでもいいことが分かり水道水に。
オーストリアの水道水、本当に美味しいです!


9. 電圧・プラグ

オーストリアの「電圧は230Vで周波数は50Hz」です。
最近の携帯やカメラの充電器などは、対応している物も多いですが、一応確認しています。(ドライヤーやヘアアイロンを持っていくときは要注意です。)

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プラグは「Cタイプ」で日本と異なるので、予め用意が必要です。
(現地で探して買うのはとても面倒くさいですし、100均で購入することができます。)


10. 空港↔市内の交通

空港から市内、市内から空港は、ノンストップの高速バスやCATという電車もありますが、往復15ユーロ(約1800円)からと少し高めになっています。

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そこでおススメなのは、「RJX」という電車で、空港市内間を約15分で移動できます。料金も4.2ユーロ (約500円)とリーズナブルです。(2020年2月現在)

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私の備忘録もかねて、ウィーンの旅情報をまとめてみました。
少しでもお役に立てれば嬉しいです。


動画も作ってみました。
チャンネル登録していただけたら嬉しいです。


最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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