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一人で悩んだら聴きたい「ホンダラ行進曲」

ハナ肇とクレイジーキャッツ。
植木等さんを擁する、一世を風靡したコメディグループ。

「スーダラ節」など、人生の浮き沈みを歌った多くの名曲も歌ったパフォーマンスグループでもあります。

その中で、特に私が深いなぁと感じる曲があります。
そのタイトルは「ホンダラ行進曲」。
元東京都知事も務められた、青島幸男さんの作詞です。

「ハナ肇とクレイジーキャッツ」は、父の世代に大ブレイクしたグループで、私は父の影響でこの曲を耳にすることができました。現在40代以下の人で、この曲を知る人は少ないのではないかと思います。

ホンダラという名前のとおり、若干おふざけ気味の、ホンダラを連呼する一見意味の分からない歌詞なのですが、じっくり味わってみると、思いのほか深いのです。

全部で三番までありますが、一番の歌詞を引用しますのでご覧ください。

一つ山越しゃ ホンダラダホイホイ
もう一つ越しても ホンダラダホイホイ
越しても越しても ホンダラホダラダホイホイ
どうせこの世は ホンダラダホイホイ
だからみんなで ホンダラダホイホイ
ホンダラダ ホンダラダ
ホンダラホダラダ ホイホイ
ホンダラホダラダ ホンダラホダラダ
ホンダラホダラダ ホイホイ
ホンダララッタ ホンダララッタ
ホンダラホダラダ ホイホイ

人生山あり谷あり。
悩んだり苦しんだりしながらその山や谷を越えていくさまは、本人は大変ですが、客観的に見ると、ホンダラホダラダしているような、コミカルな姿なのかもしれません。

自分が精神的に追い込まれたとき、この歌を思い出します。
自分が悩みの渦中にある様子を、もう一人の自分が見る視点を思い起こさせてくれます。

みんなそれぞれの山を越えながら人生を歩んでいる。
悩んでるのは自分ひとりでは無いんですよ、と教えてくれる一曲です。

今回もお読みいただき、ありがとうございました。

ホンダラホダラダ ホイホイ!


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