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雨の神宮球場。【#99】

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きのう物語は、昨日撮った写真一枚と、その日記です。

今夜の神宮は、試合も天気も大荒れ模様。ヤクルト対広島の試合を、お誘いいただいて観に行った。神宮球場はまだ行ったことがなかったので「行きます!」と二つ返事で。

しかし、試合は初回に両軍4点を奪うという、それはもう怪しげな展開。さらに2回表には大雨が降りはじめ、雷は鳴り響き、いきなり試合中断になった。

1時間後に試合は再開したものの、点を取り合う展開が止まることはなく、最終的には11-7でヤクルトの勝利。もう長い試合だった。それでも奥川投手がプロ初勝利を挙げたので、この素晴らしい瞬間を生で観れたことは、プロ野球ファンにとって、とても幸運なことだろう。

先日もバレーボールの試合を現地観戦したが、やはり「生で観る」というワクワクは、オンラインの時代がどれだけ進んでも、残り続ける魅力だ。映画館やライブ、旅もおんなじ仲間。

たとえば今夜の神宮も、芝の青さ、ナイトゲームの照明、バットの乾いた打球音、東京音頭、そして何より、目の前で野球が行われている状態、それがいちばんだった。「声も挙げられないからヤジれないわ」ピリッとしない投手陣を前に、ご一緒したカープファンの兄貴は嘆いていたけれど、球場で野球を観れることが、なによりの幸せなのだ。初回の荒れ具合も、土砂降りの中断も、長い試合展開も、なんだかんだ言いつつ、ほんとうはすべて心地良いのだ。旅をしていたわたしも、きっとそれを求めていたのだろう。目の前の空気感、ここで呼吸していること、生きている実感。

ちなみに野球に関しては、家に帰ればパ・リーグTVのハイライトを全試合チェックするし、里崎チャンネルも、貴ちゃんねるずも、アップロードされてないかな、とチェックする。打率や失策数、防御率も気になる。プロ野球ファンの夜は長い。結局はオフラインとオンライン、両翼の時代だな。贔屓している阪神は、見事な完封負けでした。

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ポカリスエットを買います。銭湯に入ります。元気になって、写真を撮ります。たくさん汗をかいて、ほっと笑顔になれる経験をみなさんと共有したいと思います。