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100日目と明日。【#100】

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きのう物語は、昨日撮った写真一枚と、その日記です。

「きのう物語」は100日目かぁ。日記を毎日書くことで、どういう気持ちになるんだろう、という自分への興味もあって、えいやぁ!と元旦からつづけてきましたが、発見は盛りだくさんでした。

まず、毎日書くには、時間が足りないんだなぁと。時間がほんとうにない、わけではなくて、書くことも毎日やればできるけれど、「推敲できない!」と感じる気持ちの方が、ずいぶん大きいことを知りました。もちろんそれを仮定した上で、まず自分は量を書く必要があるぞ、と感じていたので、想定内ではありましたが、ほんとうに毎日文章を書かれている方々は、神様みたいだなと、率直に思いました。

また、自分で書く「言葉」の限界は、早い段階から感じていました。単語だったり、言い回しだったり、自分の中で、どんどんそれらがパターン化してきて、同じ文章を書いているような気持ちになるんだなぁと。工夫して捻り出そうとするのですが、そうすると、不思議と「自分の言葉」じゃなくなるんですよね。雑誌の編集者の方が「俺は書かずに、ライターに書いてもらう方が、違いが出て良いんだ」とお話ししていた意味が、以前より良くわかりました。自分で書くのであれば、まだまだ、時間が必要だなぁと。それも、書いてみなければ分からなかったことです。

そして、「100日」は短くて長いなぁと。要は元旦から書いているので、今年1年をどれだけ消費したのか、という月日のままに、100日間を体感できたわけです。あっという間、というのは、元旦からもう100日経っているのか、という純粋な気持ちで、長い、というのは、やっと100日間、日記が書けた、という気持ち。どちらも新鮮です。日記を毎日つづけることはじめてだったので、(しんどいけれど)心地良い100日間でした。

なんだか、今日で終わりそうな気配をムンムンさせながら書いていますが、「きのう物語」としては、ひとまず明日を最後にしようと思っています。明日で101回です。「101」に関わる作品を、前々からつくりたいと思っていたので、これからは、そちらにもシフトしたいなぁと。noteもつづけたいです。写真は相変わらず毎日、撮っている気がします。ツイッターで更新しようかな。とにかく、「きのう物語」をひとつの記事でも読んでくださったみなさま、ほんとうにありがとうございました。これからも、ぜひ何卒よろしくお願いします。

今日の写真は、電車の車窓から。都心を離れて広がるやわらかな風景に「これこれ」と感じます。超旅会談の前日ということで、ちいさな旅をしているような気持ちで、あたらしい場所を訪れる喜びを、感じながら。

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ポカリスエットを買います。銭湯に入ります。元気になって、写真を撮ります。たくさん汗をかいて、ほっと笑顔になれる経験をみなさんと共有したいと思います。