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この頃、記憶力がさらに衰えた

さっきまで考えていたことを忘れてしまうことがあります。「これは調べてみよう」と思ったのに、その直後、「何を調べようと思ったんだっけ」と頭をひねっていることがあります。

何かをしようと立ち上がってから「あれ、何をするんだったっけ」となることがたまにあります。

なのでメモに頼ることがますます多くなりました。

メモに頼りすぎるとかえって記憶力が落ちるからよくないという声も聞くのですが、ポカをやらないことが優先です。

電話をかけるときはメモに要点を書いてからかけるようになりました。用事があって人に会うときは要点を書いたメモを持参することになりました。

肝心の日にちを忘れてはいけないので、日時の約束をしたら、必ずその場でスマホにスケジュールを入れています。入力に手間取って笑われることもあります。頭だけで覚えようとすると、困った結果になるのが分かっているのですから。

スマホのスケジュールだけでなく、紙のカレンダーへの書き込みも欠かせません。

もちろんこれらは対症療法にすぎません。

根本的には記憶力が回復すれば解決するはずです。

妻がパズルをやっているので私も一度やってみました。どうも性に合いません。すぐに飽きてしまいました。

で、他に何か方法はないだろうかと考えていたら、ふと、そもそも私の記憶力は、悪化しているのではなく、元々こんなものではなかったか、という思いが浮かんできました。

人の名前を覚えるのが苦手なのは若い頃からです。特に顔を覚えるのが苦手でした。

道ですれ違った人が深くお辞儀をするので、誰だか分からないまま、こちらもそれ以上に深く腰を折ってお辞儀をしました。相手は少し困ったような顔をしていました。翌日、その人が最近入社した人だと分かりました。

今日は何日何曜日も若い頃から苦手でした。日にちを書くときは、いつも「えー、今日は何日だっけ」と聞くのが常でした。

第一、記憶力に優れていれば、学校時代の成績はもっと良かったはずですが、いつも苦労していました。始めからたいした記憶力を備えていなかったことは明らかです。

つまり、今の状態はそんなに悲観したことでもなく、衰えは確かですが、衰えの程度は少しだけなのかもしれません。そんなことない。

ま、今のところは、メモのおかげで日常生活にそれほどの支障はでていません。

「あれ、何をするんだったっけ」については、メモが間に合わないのでどうにもなりませんが。

困ったことです。

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