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あまり語られていないNBA選手にスポットを当てよう①アールボイキンス

アメリカのプロバスケットボールリーグ、NBAは世界中からトップレベルの選手が集まる世界最高のバスケットリーグです。
最近は渡邊雄太、八村塁が大活躍を見せ、日本にとってもバスケットボールという競技が身近なものになったと思います。

1チームに最大15人の選手、全30チームたち450人の選手たちが登録されておりまして、レブロン・ジェームスのような20年活躍するような怪物もいれば、10日間だけ契約して解雇になるなど、シーズン中で選手の入れ替わりがあるわけです。(もう、高校や大学で州の最優秀選手、世代No.1選手なんかでも5年生き残れるかどうかという大舞台であります。)

その中でも、あまり日本では知られていない、一見地味に見えて実力のある、いわゆるバイプレーヤー的な玄人好みの選手を紹介していこうと思います。こんな選手もいるんだと思っていただければ幸いです。

第1回はアールボイキンスです。
NBAで史上最も小さい選手はマグジーボーグスです。(160cm)。
その次に小さい選手がボイキンス(165cm)です。千葉ジェッツの富樫勇樹よりも小さく、なんと芸人のバカリズムと同じ身長です。

今は無きシャーロット・ボブキャッツ、デンバー・ナゲッツ、現在八村選手が活躍しているワシントン・ウィザーズなど様々なチームを渡り歩きました。

ダンカンを振り切ってミドルシュートを決める(2011年)

彼のプレースタイルは小さい体でガンガンアタックする得点力が魅力です。アウトサイドシュートも安定していて、多彩なドリブルスキルからフローターなど、非常に見ていて面白い選手でした。
ティムダンカンのマッチアップでシュートを決めたり、ブザービーターを任されるなど、オフェンスにおいてはとても評価できる選手です。

ここだけの話、ボイキンスをはじめ、ネイトロビンソンやアイザイアトーマスなど、アメリカの低身長の選手は得点力に秀でているイメージですよね。スキルとメンタリティを武器に戦う姿は非常にカッコいいです。

この時のボイキンスの表情が気になります


ネット上で検索すると、シャックやヤオミンなどの大柄な選手と対峙した写真が多く挙げられ、あまり彼のプレースタイルか語られることはありません。サイズに悩みを抱える選手も日本には多いでしょう。ほんとにシュートが上手いんです。5年間1700万ドルの契約を結んだことがその価値を表していると思います。

非凡なオフェンススキルで活躍したアールボイキンス。サイズのハンデを抱えながらもNBAに生き残った彼は、観ていて本当に面白い選手でした。

魅力的な選手はまだまだたくさんいます!これを機会にNBAの面白さを知ってほしいです。次回もお楽しみください!

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