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『他人軸』で生きると、金欠になる

連日、ネットやTVでは、電気代やガス代の請求額を見て驚愕したとか、2023年4月までに7152品目が値上げ予定とか、物価上昇に賃上げ追いつかないとか、


経済に関する深刻な情報がやたら目につきます。というよりも、どうしても敏感になってしまいますね、お金のことって。


特に気になるのは、やはり生活コスト。
これを見える化するだけで、モヤっとした不安が軽減します。



これを機に、家族や自分は1年間生きていくためにどれだけのコストがかかるかを考えてみました。

まず、自分ひとりが1年間に生きていくのに、なにが必要なのかをざっくりと列挙し、それぞれの必要最低金額を眺めてみました。

住居、水道光熱、医療、食、ネット環境、スマホ、パソコン、車、燃料、家電、備品、保険、日用品、衣服、美容、教育・学び、趣味・・・


必要なものは、みなさんとさほど変わらない部分があると思います。ただ、それぞれにかける必要最低金額が人の数だけバリエーションがありますよね。


都内で働いていた頃の私は、それぞれにかける必要最低金額

完全に見誤っていました。



特に、住居、衣服、美容の3項目は、自分の意志というよりも、他人からステキに見られたい願望が強すぎて、

「他人軸」でお金を使っていました。


都心に高いマンションを借りて、1ヶ月分の違うコーディネートができちゃうくらいに服を買い漁り、エステや美容室に頻繁に通っていました。


だから、1ヶ月の生活コストを高く見積もってしまったので、その支払いのために身を粉にして働きました。そのストレスの発散のためにまたお金を使う負のループにまんまとハマっていました。


これが更にエスカレートしていたら、きっとカードローン地獄だったと思います。


そんな生活を長年続けたあげく、

「他人軸」で生きるのって、お金がかかる!


と、静かにさとりました。べらぼーに高い授業料でした。


◇ ◇ ◇

今は、どうかというと、自分をステキに見せる機会や必要性が減ってきてるので、(半分どーでもいい感があるかも?)



昔よりは「自分軸」でお金を使えるようになりました。その結果、昨今の物価上昇やエネルギー価格の高騰もありますが、生活コストが低くなってきています。


自分に下駄を履かせることをやめた分、そして、多くのお金を稼ぐストレスからくる散財がなくなった分、大幅に生活コストが抑えられています。


でもまだ頭の片隅に、「自分をもっとよく見せたい」「誰よりも自分は特別な人間だと思われたい」願望は、まだ根強く残っていて、たまに顔を出します。


でもこの「欠乏感」は、
いずれ生活コスト増につながります。



だから、自分で自分を認めてあげることを忘れない。なかなかそれができなかったり、忘れたりすることもあるけれど、できるように努力する。


自分を肯定できて「自分軸」で生きていくことができれば、あれこれいっぱい欲張らなくなるし、小さなことで豊かさを感じられるので、長い目で見ると経済的でお得です!


さあ、これからは「自分軸」で倹約生活だ~ ♪



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