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とりあえず、小さく始めたもん勝ち

今日は、 “ニッポンの問題” をめぐって議論するTV番組「ビートたけしのTVタックル」を見ていました。


毎回、MCの阿川佐和子さんとゲストの掛け合いが面白く、またビートたけしさんのときどき発するひと言が切れ味鋭く、ハッとさせられます。


今日は番組終盤で、老後の生き方について議論になったとき、ビートたけしさんの最後に放ったひと言に、ビビっと反応してしまったんです。

定年して時間ができたら、好きな釣りをする

そうは思っていても、
結局は釣りはできないで終ることになるよ。

(定年の前に)たまに会社をズル休みして、
釣りにササっと行っちゃうくらいでないと、
いざ定年をむかえたとき、釣りはできないよ。

”いつか、農業やってみたい” も、一緒。

ビートたけしさんコメント


こんなニュアンスで、ゲストと議論していたんですが、そーだよねーとしみじみ感じました。


「いつか、やりたい!」という気持ちって、ワクワクして素晴らしいとは思うけれど、


そのいつかがやってきて、時間や金銭面の問題がクリアできたとしても、メンタル、気力、健康、体力、スキルの面が追いつかず出来ない可能性だって十分あり得る。


やりたいことを実際にやるとき、時間や金銭面よりも、

メンタルが安定していること

気力があること


が、一番大事になってくるかなと思っています。


どうして、やりたいことをやる時期が ”いつか” になってしまうのかなーと、自分自身を振り返ってみると、


やりたいことを、”今” やらずに、未来に先延ばしにすることで、自分を傷つけないように守っているんだと思います。


やりたいことをやってみて、ちゃんとできない自分を見たくないし、それで嫌な気分を味わいたくない。


やりたいことをいったん遠ざけて、自分を保つことをどうしても優先してしまう。


そのやりたいことが、今まで全くやったことがなかったり、チャレンジングなことであればあるほど、私はそう感じる傾向にあります。


だから時間があっても、お金があっても、無意識に自分を傷つけないよう守るために、やりたいことをずっと先延ばしにしている。


では、どうすれば、”いつか” ではなく、”今” やりたいことができるようになるか?


とりあえず、極小サイズで始めてみる


もうこれしかない。
できれば、その出来・不出来にこだわらない。結果をすぐ求めず、


釣りは、金魚すくいから。
農業は、鉢にパセリを育てることから。


鼻でせせら笑っちゃうくらいの、極小レベルでまずやってみることかなーと思います。

例えるならば、いきなり富士山(標高3,776 m)を夢見るのではなく、日本一低い山「日和山 (仙台市)」(標高3m)をゆっくり登ることからスタートして、楽しみながら少しずつ力をつけていく感覚。


こうすることで、負担とストレスを限りなくゼロに近づけ、メンタルと気力がそれほど消費されずに済むと思うので。


そして、気がついたら、いつの間にか高い山にも登れるようになった!そんな軽い感じで、怖がらず気負わずに、


とりあえず、極小サイズで始めてみる



ものごとを先送りにしない大切さを、今までいろんなところで聞いてきましたが、ビートたけしさんの今日のひと言「時間ができても、結局 釣りはできないよ」が、妙に心にグサっと刺さりました。


今、自分がやりたくても、無意識に恐れを感じて先送りしていることを、洗い出してみようと思います。



やっぱり、とりあえず始めたもん勝ち!
極小でもいい、簡単すぎることでもいい。


この呪文を唱えながら、小さなチャレンジしてみよう ♪



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