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好きなドラマ3選から、今 必要なことがわかる

今、私の一番の贅沢な時間と言えば、TVドラマ視聴。リアルタイムで視聴できるとなれば、この上ない贅沢。


しかも、週3回、その機会は訪れる。


もともと、TVドラマよりも映画が好きだったんですが、今  住んでいる地域は近くに映画館がなくて、今ではTVドラマが私にとっての身近な娯楽。


みなさんは、どんなTVドラマが好きですか?



昔大好きで、強烈に印象に残っているドラマを思い返してみると、「ハゲタカ(大森 南朋)」「半沢直樹(堺 雅人)」「ドクター(米倉 涼子)」。


3つのTVドラマに共通するのは、

社会にのさばる悪者を成敗するストーリー

最後はハッピーエンド


その頃の私の心の叫びをドラマの主人公が代弁し、憎き悪と体を張って戦ってくれているように感じて、勇気をもらっていました。この3つのドラマは、サラリーマンに大人気でもありましたね。日ごろの心のうっ憤を晴らしてくれると(笑)。


その頃の私は、さまざまな敵と必死に戦っていました。自分はもっとがんばって、もっと強くなって、負けちゃいけない!と力んでいました。


ああ、懐かしい~。


◇ ◇ ◇ 

今、好きなドラマ3選は、「死」が絡むストーリー


今好きなドラマは昔とちがって、悪と戦うというよりも、「死」を感じられるものに惹かれてしまいます。

今年1月からスタートした、私の好きなドラマ3選は、

① ブラッシュアップライフ

近藤麻美(安藤サクラ)は、友人たちとの食事の帰りにトラックに跳ねられ死亡したものの、人生のやり直しを選択する。”徳”を積みながら、自分や周りの人生をちょっとずつ変えていく痛快ストーリー。



②100万回言えばよかった

直木(佐藤 健)が、幼なじみの恋人 悠依(井上真央)にプロポーズしようと決めた矢先、不可解な事件に巻き込まれとなりこの世を彷徨い続けます。その姿は悠依には見ることは叶わず、また直木の声は悠依には届きません(聞こえません)。


お互いがずっと伝えたかった想いを残したまま、二人のこの後の展開はいかに?



③どうする家康

今までの徳川家康のイメージをひっくり返される、家康キャラの初期設定は「ダメ男」。新鮮で面白いです。ですが、安土桃山時代のストーリーなので、これから戦闘や斬首など悲痛なシーンが増え、否応なしに「死」を生々しく感じることでしょう。今年一年間、見届けたいと思います。



私は、年齢を重ねていくたびに、また年々老いてゆく両親の姿を見ていると、「死」を意識することが年々増えています。


「死」と聞くと、縁起でもない、まだ考えたくない、避けたい腫れものみたいで、デリケートなトピックスでもあります。


「死」について考えことは、決して不幸なことではなく、残りの人生を幸せに生きるには、

「死」に対する自分の認識や価値観

を、しっかり持ちたいと思うようになりました。


もうそろそろ、自分なりの「死生観」をもって、一日を大切に生きていきたい。



ただそれは、万人共通の正解は存在しません。だから、本来は正解もないし、また不正解もない。


そこには、自分にとっての正解があるだけ


でも、どこまでもいっても「死」についての認識も価値観も、私の想像で終わるとは思います。自分自身が経験したことがないので。


これら3つのドラマの趣旨は、「死」についてダイレクトに伝えているものではないけれど、それぞれのドラマの背景には「死」が静かに流れています。また「死」が、ドラマをひき立たせる隠し味にもなっています。


それを、自分なりに感じ取って、味わって、番組が終了するころには何かしらの気づきがあるといいなと思っています。



◇ ◇ ◇

いやぁ~、ドラマって本当にいいもんですね

(故:水野 晴郎さん風に言ってみました)



今の時代、ドラマが終了してから全話一気に視聴も効率的でいいけれど、毎週1話ずつリアルタイムで味わって視聴するのがこれまた楽しいですね。


自分もドラマと一緒に成長したい、変化したいという気持ちがある。


そんな気持ちにしてくれる、私のお気に入りのTVドラマ3選です。



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