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幸せを未来に保留しないで、生きる

がんば・る【頑張る】
1 困難にめげないで、我慢してやり抜く。

デジタル大辞泉

頑張る = 困難にめげないで、我慢してやり抜く


「頑張る」とは、我慢が前提となっている。

挨拶代わりに、「頑張ってね!」なんてよく言っていたが、本来の定義を確認すると、幸せとは程遠い呪いの言葉のように感じる。

「頑張り」のトレードオフとして、手に入れてきたことはたくさんあると思う。また、頑張っても実現できなかった場合だってある。

あなたは、今までたくさんのことを頑張ってきたのではないでしょうか。

・頑張って、受験勉強をする ⇒ 志望校に受かる
・頑張って、就職活動をする ⇒ 志望企業に受かる
・頑張って、残業/休出出勤 ⇒ お金を稼ぐ
・頑張って、成果を出す ⇒ 昇進・昇格
・頑張って、婚活 ⇒ 結婚
・頑張って、ダイエット ⇒ 痩せた   etc ・・・

果たして、人生とは我慢をしないと望むものが手に入らないのか?
いや、そうじゃないはず。そうじゃないと信じたいし、これからも信じていこうと思っている。

「頑張り」は1度では終わらない。
1つの「頑張り」が終わって結果を得たとしても、その達成感は一瞬で終わる。また、次の「頑張り」が待っている。結果を手にして喜んでいた時間よりも、頑張り続けている過程の時間の方が圧倒的に長い

もちろん、短期的に頑張らなければならない時もあるし、一瞬の達成感を味わうことは決して悪いことではない。人生のスパイスとなり快楽でもあるので、私も頑張り続けることにハマってきた。

でも、この未来に訪れるだろう(or  訪れないかもしれない)一瞬の達成感よりも、優先すべきことは 今、 幸せを感じれているかどうかだ。

頑張って結果を手にしても不幸を感じている人っていうのは、今 何かを強烈に我慢しているか、自分の本当の望みを必死に抑えているんだと思う。ホンネは、ずっと我慢なんてしたくないし、リラックスしたいし、楽しみたいし、笑っていたい。

幸せを未来に保留しないで、生きる


かつての私がそうであったように、日曜日の夕方に気持ちが暗く重くなる人は、長い間頑張り続けている人かもしれない。

今まで抱えてきた固定概念「頑張る=幸せになる」を頑なに握りしめていると、ずっと幸せを未来に保留したままになってしまう。

固定概念はすぐには崩せない厄介なモノだけれども、今 幸せだと感じる時間を1日に1分でも2分でも少しでも増やして欲しいと思う。

ずっと頑張り続けるよりも「(今)幸せ!」をたくさん集めていきたい。

なぜなら、幸せは「今」でしか感じれることはできないから。




 




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