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お金を使わないゲーム

 毎日のように「物価値上げ」「円安」「資源高」の経済ニュースを目にしていると、お金の不安を増幅させられる。日常生活のリアルな場面でも、届いた電気料金の明細書に驚いたり、スーパーの価格表示を見るたびに、残念な気持ちを拭えないでいる。大幅な値上げをせずに、頑張ってくださっている企業の並々ならぬ努力をもちろん感じてはいるけれど・・・


お金は好きだけど、お金に支配されたくない

お金から自由になれれば・・・



そんな動機もあって、7月はお金を使わない(固定費以外で)ゲームをしている。年に2〜3回気が向いた時に、ちょっとしたサバイバル感覚と禁欲と節約を楽しむ。普段はAmazonや楽天で書籍、雑貨・小物、文具、日用品のストックを買うことが多い。油断をすると、ちょっと気になる、ちょっと欲しい程度のレベルで手軽にポチってしまう。それを7月は一切やめてみた。


お金を使わないゲームをやった結果、自分にどんな変化が起きたかというと、

・生きていくための必要最低限の金額が把握できる
・今あるモノを十分に活用しようと思う
・やり繰りする楽しさを覚える
・モノが増えないので、その分管理しなくて済む
・本当に必要なモノがわかる
・必ずしもお金を使う必要がないとわかり、
 お金に支配されいない感覚が持てる


ただ、ストイックに長期間このゲームをやり続けると、途中でストレスになるから、ゲーム感覚で時々やるのがこれまた楽しい。今自分にあるモノを再点検できるし、もっと最大限に活用していこう!という気持ちになれる。


お金を使わない = 自分の内側にあるモノのたな卸し


お金を使うことで、いち早く新しいモノや経験を手に入れる豊かさもあれば、お金を使わないことで、自分が既に持っているリソースや経験を見つめ直し、深めていく豊かさもある。


たまにはお金を使わないことで、いつも自分に何かをプラスし続けていく思考から、少しの間距離を置いてみる。すると、自分が本当に大切にしていきたいモノだけが残り、清々しさと同時にお金の支配から解き放たれた感覚が味わえる。

断食で腸内をリセットする感覚で、また気が向いた時にお金を使わないゲームで、自分の内側をリセットしていきたい。











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