読書感想文「習慣を変えれば人生が変わる」

タイトルのロジックは以前も聞いたことがあった。
いわゆる、

心が変われば行動が変わる/行動が変われば習慣が変わる/習慣が変われば人格が変わる/人格が変われば運命が変わる/運命が変われば人生が変わる
   フレデリック・アミエル(スイス)

ってやつである。
人生に変化を与えたい僕にとっては例え二番煎じであっても、別角度から切り込んできてくれればよいと思い、キャッチーなタイトルに誘われてみた。

100のコツということで、100個のコンテンツで示唆が描かれている。
特に心にとどめておきたいなと思ったのは「人生の目的と目標を見つけ出す」という章のものである。

ちょうど仕事で「一体どんな仕事がしたいのか」「自分の特性にあった仕事って何なのか」という悩みにぶつかっていたということもあり、まさに今の僕にマッチした。

もう一つは「自尊心を高める」という章もマッチした。ポジティブに自分を捉え、不要な自己嫌悪や必要以上の謙虚さはやめておけと。自己肯定により前向きに物事を捉え、自分の人生を楽しむことを第一に生きることが幸せであると論じられていると理解した。
これは今の僕に足りていないところであり、実は充分幸せなのにも関わらずそれを感じられず、毎日どこか充足感がないモヤモヤした気持ちになってしまい、それがまたネガティブを引き寄せるという悪循環に陥っている状態なんだと思う。

そして本書通じて推奨されるアクションは「アウトプット」すること。もう少し具体的に言うと「書くこと」である。

これも最近の僕のテーマと一致した。書くこと、言語化、可視化することで思考も促されるし、何より自己暗示が促進される。そうして豊かな人生が構築されていくものだと。

学ぶべきことが多い良書であった。

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