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あじさゐ回廊 2024 壺阪寺

あじさゐ回廊 2024

毎年5月下旬から7月上旬まで開催されている大和三大観音あじさゐ回廊。去年は総本山長谷寺と岡寺を巡りましたが、諸々の事情で予定が合わず壺阪寺だけ行くことが出来ませんでした。今年こそコンプリートすべく、まずはアクセスが非常に面倒臭い壺阪寺を攻略することに!

壺阪寺

正式名称は南法華寺。奈良県高市郡高取町壺阪にある真言宗系のお寺です。ご本尊様は十一面千手観世音菩薩。因みに北法華寺は京都にある清水寺とのこと。壺阪山の中腹あたりにありアクセスがとにかく不便。最寄駅は近鉄吉野線壺阪山駅。そこから奈良交通バスで約10分。このバス、1日にたったの4本しかありません。壺阪山駅バス停からの最終便は14時20分。壷阪寺前バス停からの最終便は16時5分。自家用車で行く場合、お寺までの道のりはつづら折りの坂道なので運転要注意です。

お寺の歴史は9世紀まで遡るのだとか。ご本尊様である十一面観世音菩薩様は眼病にご利益があります。私も目が悪いので、これ以上悪くならないようしっかりとお参りしてきました。

新緑大仏とあじさい大仏


大釈迦如来石像

壺阪寺のシンボルとも言える天竺渡来大釈迦如来石像。歴史は全然古くなく調べたら2007年開眼とのこと。お花見の季節になると桜大仏に、初夏になると新緑大仏になります。紫陽花の季節はこのように鉢植えの紫陽花で飾り付けされるのですね。これはこれでとっても綺麗。


色鮮やかな紫陽花の鉢植え

釈迦如来石像の右側には石仏を眺めることができる展望デッキがあります。桜の季節、ここから眺める境内は絶景です。今回の鉢植えの紫陽花もとても美しい!


極楽浄土感、出てるかな?

訪問時間ですがミスしました。午前中の方がよかったかもしれません。ちょうど背中側に太陽があり、鉢植えの紫陽花部分に大きな影がかかっていました。一瞬太陽が雲間に隠れてくれたので、その時に狙ったのがこの一枚です。色々な紫陽花が密になってる感じを出してみました。


もう少し引きで撮影

もう少し引いて撮ったのがこちら。和傘が良い感じです。光の計算は誤りましたが参拝者の数は少なめで撮りやすくラッキーでした。


お地蔵様

鉢植えの中にはお地蔵様の姿もちらほら。この演出は室生寺や岡寺のそれに似ていますね。


お地蔵様もう一枚

お地蔵様もう一枚。レイアウトの仕方がとってもよかったです。この写真もちょいと大きな影が出来てしまいましたね。次は新緑大仏です。


新緑大仏

初めて見た新緑大仏。葉っぱは全て桜の葉。これが春になるとどうなるのか、容易に想像できますよね。新緑大仏を撮影しやすいよう、簡易展望台がありました。この写真はそこから撮影。この展望台、桜の季節にも登場します。


壺阪寺全景

お寺の全景です。手前の緑もやはり全て桜。しつこいようですが、春になるとこの眺めが全て真っ白になります。写真、残ってるかな。この後本堂にてお参りし、御朱印をいただいて帰路につきました。

今年こそあじさゐ回廊をコンプリートしたいもの。長谷寺と岡寺は出来たら雨の降っていないどんより曇り空の日に訪れたいです。最優先は岡寺。岡寺の御朱印がまだなのです。

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