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R3年度中小企業診断士 合格までの道のり 1次試験編

2021年度の中小企業診断士試験に合格見込みなので、自分の備忘録も兼ねてどういう感じで勉強していったかをまとめます。
2020年9月に勉強開始して、2021年度に受験して合格。
勉強時間は1次:550Hぐらい、2次:150Hぐらい。
※記録していなかったのでざっくり。
勉強方法は1次:診断士ゼミナール、2次:独学(まとめシート流、ふぞろい、30日完成、事例4全知全ノウを使用)

中小企業診断士を目指した経緯要因

  • 企画系部門に異動になり、ビジネス系の知識を学ぶ必要がでてきた

  • 1~2年程度は勉強時間を確保できる見込みがあった

    • テレワークで通勤時間減

    • コロナで飲み会や出張減

    • 子供産まれて、妻が早く寝るようになり、夜の時間が増えた。

  • 大学で経営系の勉強をしていて、士業って響きがなんかかっちょよいから、もともと中小企業診断士に興味があった。(でも学生の時は全く勉強していなかった)

こういった要因で、いっちょ勉強してみっか!と一念発起して勉強開始。
2021年度度に1次、2022年度に2次も通過できれば良いなぐらいの感覚。

受験前の知識や資格や勉強方針

  • 簿記3級(10年以上前に取得)

  • 応用情報技術者(3年前に取得)

  • システムアーキテクト(2年前に取得)

  • SEしていたのである程度のIT知識はあり。

  • 5年ぐらい前に起業した際に、ハローワークの起業家養成講座で3ヶ月勉強(経営学、簿記3級、PCスキル、起業支援政策、事業計画など)。この起業家養成講座は経営コンサルの先生が教えてくれて、非常に良かった。この時の知識経験は結構役に立った。せっかく合格したし今度挨拶に行こうと思う。

  • 1次も2次も60点とればOKな試験と思い、高得点は目指さない。

  • 最優先は家族。勉強のために家族に我慢してもらうとかは極力しない。一日潰れたりする日は予め調整しておく。家族に負担をかけるとその分、試験受ける時のプレッシャーや落ちたときのダメージが増えると考えた。

2020年9月 勉強開始

一発合格道場を参考に勉強計画や必要な時間などのざっくり青写真を作成。
診断士ゼミナールに申し込んで勉強開始。
2次に関係する企業経営、財務会計、運営管理と難しそうな経済を中心に勉強開始。情報は直前までノー勉強。暗記系はサラッとやって、GW後に暗記強化するぐらいを目処にした。
科目毎に診断士ゼミナールの動画を倍速でみて、過去問マスターのAB問題を説いて、過去問5年分やったら完了という感じで、4科目をやっていった。
法務と中小経営・政策は過去問やる意味なさそうだと思い、動画見ただけ。

2021年GW R2年度を模試風に実施

GWに実力診断的な気落ちで、R2年度試験を実際の試験時間に合わせて自宅で模試を実施。それまでR2の試験内容は一切見ないようにしていた。
点数をメモっていないけど、7科目で6割弱ぐらい取れていたはず。当然、R2の運営管理は地獄過ぎて爆死。
なんかイケそうだなと調子に乗り、2次の情報収集を始めて、事例4の勉強のため全知全ノウを購入。全然解けずに断念。
予備校の1次試験模試とか申し込めるやつあるのかな?と調べたらあったので、大原の模試を申し込み。

中小企業診断士の試験申込もこの辺りで実施。岡山では受験できず広島に行かなければならない。試験案内も広島に取りに行けないので、郵送で送ってもらうために、郵送で送ってくださいという依頼書を郵送する手続きが必要だった。正直面倒の極み。得点開示請求よりも面倒だった。地方の受験生はハードモード。

2021年6月 大原模試で爆死

大原の1次模試を受験。爆死。
 経済 60
 財務 56
 企業 54
 運営 46
 法務 40
 情報 64
 中小 44
 合計 364

運営管理、法務、中小経営・政策がヤバすぎたので、1次試験までに強化を決意。法務、中小経営・政策も過去問マスターを購入。他の科目の追い込みも開始。中小経営・政策は診断士ゼミの動画を車で再生できるようにして、音声だけ運転中に聞いていた。
でも、今思えば大原模試は受けなければ良かった。大原模試のおかげで1次は強化できたけど、2次対策をストップしてしまった。この時に1次よりも2次対策しておけばもっと安全に合格できた気がする。

2021年8月 1次直前

これまでノータッチだった情報の勉強を開始。結局過去問マスターを購入。ファイナルペーパー作成が面倒だったので、まとめシート上下を購入。

2021年8月 1次受験

広島に前泊して1次試験を受験。広島は緊急事態宣言が出ていたのでコロナ対策は厳重に実施。広島会場は郊外の「広島市中小企業会館/総合展示館」。広島駅から在来線で3駅ぐらい?の場所。遠い。展示場なので倉庫みたいなガランとした会場に机と椅子が整然と並べられていた。

一日目は運営管理がむずかった印象。足切りまではいかないけど、やばいなと思った。
二日目は中小企業経営・政策が大地獄だった。過去問で強化した分野とかほぼ出てこず、診断士ゼミの動画もあまり当たらず、脳みそデストロイ。大爆死。大多数の問題を感覚で回答。これは足切りありえるなと。こんなん、どう学習したら回答できるんだろう?と本気で凹んだ。予備校とか行っている人は普通に回答できたのかしら。

1次結果(開示請求結果)

 経済 72
 財務 80
 企業 77
 運営 73
 法務 64
 情報 68
 中小 73
 合計 507

脳みそデストロイヤーの中小経営政策が謎に73点。なんで73点も取れたのかマジで謎。ちなみに1次は解きっぱなしで復習もしていない。とりあえず、結果は無事合格でよかった。でも全体的に得点取れすぎたのが失敗。普通にもっと2次対策に時間あてればよかった。

1次受験前の感覚理解度

自分が一次受ける時の各科目の理解度ってこれぐらいでしたよという数値。

 経済 55%
 財務 70%
 企業 70%
 運営 65%
 法務 50%
 情報 70%
 中小 50%

普通にいけばトータルで6割は取れるんじゃない?ぐらいの理解度だった。R3は理解度に対して出来すぎだったなという感想。

2次試験編はこちら


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