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買い目点数が多いと回収率は下がる?

楽しみながら本気に競馬と向き合っていくことを大事にしたブログ。予想はワイド馬券を中心に考えのもと「血統」「コース特性」「近走パフォーマンス」の3要素「人気」「オッズ」の2要素を加えて結論を出し、独自の視点で競馬予想を行っています。

〈多点買いは負ける?勝てる?〉

一般的には1点買いは回収率が高く、多点買いは回収率が低いと思われているようですね。

私は関係ないと思っていて多点買いでも1点買いでもその購入馬券の期待値が高ければどちらでも勝てる。逆に、期待値と合成オッズを無視した馬券購入では、多点買いでも1点買いでも長期的にはどちらも負ける可能性が高いと思います。

それでは具体的に考察していきましょう。

馬券の買い方にはいろいろな方法がありますが、多点買いというのは何点も買って回収する方法です。そんなに買ったって一貫性がないとよく言われる方法です。

一般的には少ない買い目でバシッと的中するのが凄い!みたいな風潮がありますが、普通の人にはちょっと勝ちにくいと思う部分もあります。少ない買い目で的中を狙うというやり方は、昔の時代枠連が主流の時代であれば有効的でしたが、今は3連複、3連単が主流になっていますので少ない買い目では的中する事が難しくなっています。

たまに、一発で大きな配当を取れば回収できますがそこまでの資金が持つかどうかの問題がでてきます。

それから少点数買いはモチベーションの問題があります。あまりにも的中率が悪くなってくると、やる気が落ちてくるわけですね。どんなに回収率が高くても100レースに1回程度当たるくらいじゃモチベーションを維持するのは難しくなりますよね。

ですので、特に3連複や3連単を狙う時はある程度「多点買い」に、いくことが重要になってくると私は思います。

例えば私の場合ですが3連複なら30点くらい。もちろんレースによって「質」「能力差」でもっと絞り込むこともできますが3連複なら最低でも6点以上購入します。

私は3連単はあまり買いません。(自信があるときのみ)単純計算で総買い目点数が3連複の6倍と考えると120点~180点にまでなりかねません。
(3連複と同程度の的中率を考えた場合です。まったく同じ買い目で買うなら3連単を買う意味がありません。控除率を考えると3連複にしておいた方がいいです)

レースの頭数・条件などによって最適な買い目点数は変わってきます。

基本的には3連複、3連単を少ない買い目で当てようとすると連続で外れてモチベーションが下がりますので、広めに流す方が安定的に勝ちやすくなると思います。

買い目点数は、多くても少なくてもどちらでも勝てると考えています。問題は「合成オッズ」がどれくらいなのかという事なんですね。

「合成オッズ」とは
複数の買い目を合成して算出するオッズ「期待値」です。
複数の買い目を均等払い戻し(払戻金額が均等になるように資金分配する買い方)による買い方をした時の、総掛け金に対して想定される払戻し倍率のこと。

ざっくりと言いますと、合成オッズが同じなら何点買っても同じことと、考えています。

例えば、
「1点買いで3倍の単勝を的中」
「10点買いで30倍の馬連を的中」
この2つはどちらも「回収率300%」で同じです。

要は、1レース平均回収率が最適な比率で分配されていれば何点買いでもいいと考えられます。

3連単を買うのであれば、このあたりの勝負感覚を鍛える必要があります。

「3連単20点買いで10万馬券を狙う」と考えるのなら
「単勝1点買いで50倍を狙う」のと同じ感覚になります。

単勝50倍の超人気薄を狙ってもほとんど的中しないわけで、同じように3連単20点で10万馬券を狙ってもほとんど的中しませんよね。

ややこしい話になりましたが、何となくでも意味は分かっていただけたかと思います。

多点数買いを嫌う人でも、馬券種による最適な買い目点数が、それぞれ違っていることを認識することで馬券収支が一気に改善されることはよくあります。

極端に言いますと、
単勝は1点勝負でもいいけど
3連単は1点勝負じゃダメってことですね。

重要なポイントとして
「それぞれのレース特性によって、多点数か少点数か変わる」
というわけです。

意外とどのレースも同じように馬券を購入してしまっている人は多いのではないでしょうか。

堅そうなレースで多点買いすると平均配当の低さが原因で回収できないが、荒れそうなレースなら、たくさんの買い目を購入しても高配当で利益が出る。

ですので、そのレースの「想定配当」から買い目点数を逆算していくことも必要となってきます。

まとめ

多点数買いでも合成オッズが3倍以上で、かつ高い期待値の馬券を狙えば普通に勝てると考えられます。

大切なことは何点購入するかというよりも、その馬券の期待値と合成オッズである。

買い目点数が多いと回収率は下がるみたいな話は、私はあまり関係ないと思います。

レースの最適な買い目点数が少点数とは限らないわけで、多点数買いが正解というレースもたくさんあるはず。

「馬券種による最適な買い目点数」
「レース状況による最適な買い目点数」
そして
「それぞれの購入馬券の合成オッズ」

大切なのはこの3つかなと

あくまでも私的な考え方ですが、ご参考まで

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