No.３　本当に幸せな人

幸せな人の心は2種類に分かれます。

ひとつは

どれだけ貧しくて厳しい状況に置かれても、

いつもゆったりとした雰囲気でいて、

決して他人を責めたり、自分の運を呪うことのない心です。

もうひとつは

誰に対しても、まるで家族みたいに親切で、

どこかで困っている人がいると聞けば、

もうそれだけで食事がのどを通らなくなったり、

不眠になったりするほど気を配る心です。

どちらも同じ心のことです。

つまり、

自分がどれだけひどい状況に置かれても、

そのことについては考えないので、

その分、世の中の人たちにいつも優しくしているから

自分がどれだけひどい状況になっても

あまり気にしなくて済む、ということでもあります。

ですから

自分の身の回りのことにいつも腹を立てているような人に、

「今の世の中は…」と語って欲しくないわけです。

幸せとはその人の心の中にあると思います。幸せにしてもらうことはそもそもないのです。なぜなら、今生きていることが幸せだから。それ以上の幸せはないと思います。世の中には私が想像もできない苦しい状況の方もいると思います。家族問題やいじめ、借金など先の見えない不安や辛さも人それぞれ。そのような苦しい状況じゃないから言えることもあるし、経験していないから言えないこともある。ですが、みんな人生って生まれたからあるようなもので死ねば終わりです。であれば辛くても心は豊かに、明るく前向きに生きた方が人生は良くなりますよね。実際、世の中にはとにかく不平不満を撒き散らす人がいるのも事実。生きてて幸せなおかつ幸せな人の考え方を持ちあわせればそれだけで幸せな人になれるということです。その人次第です。