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2023年前半の振り返り

皆さん、こんにちは。
2023年も残り半分を切りましたね。

全国各地で、異常気象が猛威を振るっています。地元の富山県でも「記録的短時間大雨警報」が発令され、白岩川が氾濫。浸水被害も出ました。5月には奥能登地震も発生。安心・安全な立地環境と言われる富山でも、身の危険を感じます。

自然は、私たちの「命の源」です。究極かつ繊細なバランスで、地球環境は保たれています。地球のエネルギーは、世界中のすべての存在に平等で無償です。独占せず、分かち合い、リレーする。人類社会の進歩発展は、自然との「共生」が必須です。真剣な議論が行われることを願います。

さて、ここから本題です。今年も半年が過ぎました。近況報告も兼ねて、前半を振り返りたいと思います。後半の抱負も添えて。

結婚してから11年

まずはプライベートな報告から。先月末(6/30)で、結婚して丸11年となりました。お祝いということで、富山をはじめとした北陸の食材を使ったフレンチ料理をいただきました。私の人生というか、生きていく上でのエネルギーの根源は「家族」です。

子どもたちもすくすくと成長しています。子どもたちの行事に付き添う休日も増えていますが、自分の子どもの頃も一緒でした。そう考えると、少しずつ「親らしく」なっているような気もしています。これからも立派な父親として、夫として、一歩ずつ進んでいきたいと思います。

生き物との生活

年初めに友人からメダカを送ってもらい、生き物との生活がスタートしました。水槽の立ち上げには苦労しましたが、今では会社とオフィスの2か所に水槽があります。メダカだけでなく、エビやコリドラスなども一緒に飼育しています。

小さな「命」と向き合う毎日。自分の甘えが原因で、命の灯火を消してしまうこともありました。その度に、自分に弱さとも向き合います。生き物を飼育することが自分の成長にも直結することがようやく分かってきました。この機会をくれた友人には、本当に感謝です。

入門・小習・茶箱点

茶道を始めて1年半が経過しました。元々は資格なんて取るつもりはなかったのですが、先生からの進言もあり、取得することにしました。たまたま機会があって参加したお茶の世界ですが、今では私にとって「なくてはならない世界」に変わりつつあります。

茶道という「総合芸術」の世界には、死ぬまでに到達できるかわからないほどの「奥深さ」があります。江戸の時代から続く歴史の中に、日本人としての「生き方」が詰まっています。まだまだ語るには程遠い身分ですが、毎日の生活の中で気づく視点が少しずつ変わってきました。

ちなみに今回のnoteの画像は、先日の稽古茶会の掛け物です。「山是山水是水(やまこれやまみずこれみず)」と読みます。ひとりひとりが独立した個人であり、それで良いということを自然を例えて表現している詩です。

出会いと別れ

仕事の方は、長年パートナーとして歩んでくれたCOOが卒業し、組織も新体制となりました。不安な部分もたくさんありましたが、不思議なことに、強力な仲間が入れ替わるように加わってくれました。一気に女性の比率が上がりました。

昨年末に「すべての人が活躍する社会をつくる」というビジョンを掲げてから、今年はそのビジョンを常に念頭に置いて活動しています。ビジョンを掲げた際に「この言葉を1年間貫こう」と誓いました。半年経ちましたが、組織の中でかなり浸透してきています。今後は事業などのアクションにも反映させていく予定です。

大切にしたい価値観

いくつか進捗をお伝えしてきましたが、時間を重ねる中で、今年は私にとって「生まれ変わる1年」だと自覚するようになりました。理由はシンプルで、今年「36歳」になるからです。

干支は60周期と言われていますが、十二支で考えると、今年は「年男」になります。つまり、人生3周目の終わりということです。10月からは4周目に突入します。もう若いとは口が裂けても言えません。笑

節目の1年ということで、年初めからなんとなく「自分と向かい合う時間」を取るように心がけてきました。同時に、いろんな人の価値観に触れる時間もなるべく取るように努力しました。その中で、自分が気付いた「大切にしたい価値観」がいくつか見つかりました。

① 選択を正解にする

これは大人(20歳)になってから変わることのない、私にとっての永遠であり最大のテーマです。これからの人生で、さらに磨きをかけていきたいと考えています。

② "better"から"different"へ

私なりに日本語訳するとすれば、「相対的から絶対的」になるということです。人間は問い続けることができる生き物です。その理由は、周囲と比較しながら生きる「相対的人生」から、自分なりのマインドや行動様式で生きていく「絶対的人生」を目指すためだと私は考えています。

まだまだ相対的に考えてしまう自分もいますが、少しずつですが着実に、絶対的な思考で過ごす時間も増えてきています。この時間が増えるように、これからも問いと出会い、向き合い続けます。

③ フェア(5:5)な環境

私は「勝つか負けるかわからない状況」を楽しめる人です。一方で、勝ちもしくは負けが事前に分かってしまっている(もしくはどちらか有利な)状況には好奇心が湧きません。世の中にフェア(5:5)な環境はほとんどないかもしれませんが、私はそのような環境づくりに尽力したいと思っています。

多くの人は勝ち負けを決めたがります。私は勝負することは重要だと考えますが、勝敗は重要だとはあまり考えていません。どんな結果になろうと、必ず気付きがあって、成長が可能です。その気付きを最大化できる環境は、最も実力が拮抗している状態です。そんな環境に常に身を置きたいし、少しでも関わる人々に、そんな環境を提供したいと思っています。

④ "気付かせる"よりも"気付く"

微妙な言葉の違いですが、これは私の教育に対する姿勢です。気付かせるという思考は、提供側に答えがあり、学ぶ側に選択に自由度がありません。もちろん、提供側の答えに彩りを作ることはできますが、それも恣意的に変わりはありません。

私としては、環境は提供するものの、その中で何に「気付く」かは本人次第だと思っています。気付くか気付かないかすらも本人次第。そんな教育の姿勢を貫きたいと考えています。これは決して「気付かせる」を否定しているわけではありません。すでに「気付かせる教育」はいろんな場面で根付いています。不足している部分に、私は私の力を注ぎたいと思います。

後半の抱負

48歳までの4周目を全力で走り切るために、今は着々と準備を進めています。公私ともに、明確な指針を掲げて突き進みたいと思っています。先に挙げた「大切にしたい価値観」は現時点で有力な候補です。

実は先月から新たな試みもスタートしていまして(こちらについては追々報告できればと思います)、ますます自分の人生が面白くなりつつあります。きっと次の12年もいろんな困難があると思いますが、それら全てを受け止めながら、自分なりの生き方を追求していければなと。

後半戦も、選択を正解にします。

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