【読書録】自分の頭で考える読書



ネット記事や動画など、情報の伝達手段がたくさんあるご時世で、「なぜ、本なのか」という部分から、本の選び方、読み方のコツまで幅広く解説してくれている本。

個人的に一番印象深かったのは「本の選び方」の項。

本にはたいてい「問い」と「答え」があり、それらを「新たなもの」と「既存のもの」に分けるという考え方。


たとえば「既存の問い」×「既存の答え」=既知のリマインドという分類ができ、このカテゴリーには「わかっちゃいるけどできていないこと」「普遍的に大切なこと」などといった本が挙げられる。


今回読んだこの本は、自分にとっては「既知の問い」×「新たな答え」に当てはまる本だった。

読書が大事というのはよく聞く言葉だけれど、実際に読む時間だけではなくて、「どんな本を選ぶのか」や「その本を読んで自分は何を知って何を考えたのか」などの読書の周りの時間も同じくらい、あるいはそれ以上に大事だなと思った。




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