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【44歳の独立記 Day 342 】

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元来「無言実行」の考えのもとで、公私ともにやってきましたが、
44歳を迎え起業することに。
そんな私の起業後のうまくいったこと、いかなかったこと、が今後スタートアップしたい方々の参考になればというのと、1年後、2年後の自身の振り返り題材にしたいと思って日々の出来事などをお届けしています。
共感できることがあったら「スキ」していただけると嬉しいです。
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【Project 100 vol.4:Think The Mission!】

「伝え方・伝わり方」

Day290」で雨漏り調査会社について書きました。

この時にも書きましたが、この会社は工事会社ではなく調査会社なので、雨漏りの「原因箇所の特定」をすることがメインです。

その為、「原因箇所の特定」が出来たら調査費を請求する、というプロフェッショナルぶり。

と、こういった案内をしている中で、実際に依頼が入ってきました。

不動産会社の方だったのですが、賃貸仲介した入居者から雨漏り修繕の相談があったようで、こちらに連絡をしてきました。

伺った内容を元に調査会社側に費用を確認し、その不動産会社の方に連絡したところ

「え?お金かかるんですか?」

とのこと。

>「原因箇所の特定」が出来たら調査費を請求する

といった概要説明なのですが、先方としては

原因調査は無料で、原因調査が出来た場合に修繕費を見積もって修繕する、と思っていたようです。

こちらから先方への伝え方が不十分だったことによるコミュニケーションエラーだとは思うのですが、サービス利用者側からした場合に、調査無料で工事費だけかかる、という感覚も確かに分からないでもないかなと。

実際に、当社が関わる工事関連は電気工事にしろ、配管工事にしろ、各種リフォームにしろ、防水・塗装を含む大規模修繕工事にしろ、現場調査費はいただかずに見積りを用意していますし。

中にはアスベスト調査など、調査に対して請求するケースもありますが、この雨漏り調査も確かにそういう意味ではイレギュラーなパターンなのかもと。

この雨漏り調査に関しても、営業フックとして無料調査を謳い、修繕までご依頼いただけるような売り方もあるかもしれませんが、おそらく満足度も費用回収度も低くなるので止めときます。

というのも、この雨漏り調査のサービスを勧めているのは、雨漏り原因の特定は本当に難しく普通のリフォーム業者、防水業者、建設業者では出来ないからです。

原因調査が出来ないから、取り合えずの修繕工事を行って、結果として無駄なコスト・時間を掛けたにも関わらず再発している、というケースがまあまあ有ると。

そういった背景を分かっている方々にとってはこの調査及び費用の意味合いが分かるので、評価してくださいます。

一方で、今回の不動産会社さんのように「無料」でやってもらえるなら、くらいに考えている方は、上述の背景に関する体験が無いはずなので、調査費を無駄なコスト・高い、と考えてしまうはずです。

いずれにしても適切なコミュニケーションの元に、サービスの意味を理解していただけるお客様に提供していきたいと思います。

ぷちめも
・調査でも、それぞれでかかっている工数・コストが違うんです??

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