コンサルタントの思考法

ロジカルシンキング(論理的思考:物事を正しく分析し、的確なコミュニケーションをとるための方法)についてメモに残します。

参考情報:中小企業診断士 齊藤徹さん

▶目次
・論理的とは
・問題の3種類
・問題解決のプロセス
・分けるの3要素
・フレームワーク
・論理展開
・ロジックツリー
・ピラミッドストラクチャー
・PREP
・話の3要素
・メラビアンの法則
・解決策の評価

●論理的(ロジカル)とは
①筋道が通っている
.主張と根拠がある
.主張と根拠の関係が明らかになっている
.主張と根拠に過不足がない
②曖昧さがない
・言葉が正しく使われている
・意見と事実が区別されている
・根拠となるデータが正しい

●問題の3種類
問題:あるべき姿と現状のギャップ
①発生型問題:すでに起きている問題
例)生産現場で事故が起こった
②探索型問題:意識的にギャップを作り出した問題
例)顧客ロイヤリティを上げるには
③設定型問題:全く新しい目標を設定した問題
例)将来どのようなビジネスモデルで勝負すべきか

●問題解決のプロセス
①問題(ギャップ)の把握
②原因追求型のロジックツリー(Whyツリー)
③本質的な原因から課題化
④問題解決型のロジックツリー(Howツリー)
⑤実行計画立案(解決策の絞り込み)

●分けるの3要素
分かる=分ける
①抽象度を合わせる
②的確な切口の設定
③MECE(モレなくダブリなく)

●分けるツール(フレームワーク)
・5force
・PEST
・3C
・SWOT
・7S
・VRIO
・VC
・STP
・4P,4C
・QCD
・QSCA
・FLR
・AIDMA,AISAS
・PDCA 等々‥

●論理展開
帰納法:観察した事実からルールを発見する
演繹法:ルールから結論を導き出す

●ロジックツリー(分析・立案)
事象の因果関係を枝分かれしたツリーで表現すること。
①原因追求型:Whyツリー(なぜ)
②問題解決型:Howツリー(どうやって) 

●ピラミッドストラクチャー(コミュニケーション)
答え(主張や結論)を必ず根拠で支える仕組み。
①主張・結論
②根拠
③裏付け・データ

●PREP(プレポ)で話す
①Point(ポイント・結論)
②Reason(根拠)
③Example(具体例・データ)
④Point(ポイント・結論)

●話の3要素
①話の伝え方
②話の組み立て方
③話の内容

●メラビアンの法則
対面している場合、何によって相手に伝わるか
①視覚:55%
②聴覚:38%
③言語:7%

●解決策の評価(打ち手の優先順位)
中小企業はリソースが限られている。最適な打ち手は何か、その時々の状況に応じて評価する。
・効果性
・コスト
・実現性
・時間 等々

●かっちゃん侍の実践チェックポイント
☑ 1日の中で考える時間を確保しているか?
☑ 常に主張と根拠を持っているか?
☑ その切口は的確か?抽象度は合っているか?MECEか?

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