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忙しさで自分を見失わない

人間、忙しくて追っかけ仕事、やらされ仕事になると、ろくなことにならない。ミスは連発するし、仕事効率も落ちる。特に僕のような、変化が苦手で、マルチタスクができない、コンプレックスを多く抱えた人間が、多くの仕事を抱え込んでしまうと、簡単に自分を見失いがちだ。だからこそ、僕が仕事のポリシーとしていることが、「忙しさで自分を見失わない」だ。

忙しさで自分を見失わない行動

忙しさで自分を見失いそうになる時、敢えて時間を取って以下の行動を起こすようにしている。

1.チェック(自分への問いかけ)

自分に以下のことを問いかけてみる

  • 自己肯定感 今の自分が好きで、仕事が楽しくて、取り組んでいることにワクワクしているか?

  • 自己有用感に偏らない
    自己肯定感が簡単に自己有用感にすり替わってしまうことがある。人間誰でも、人に頼られると気持ちがいい。何かに貢献していると実感できると幸せだ。脳内でドーパミンがブシュッと出て、その時点ではハッピーな気持ちなる。でも、頼りにされているからと何でもかんでも引き受けていたら、お人好しの便利屋さんとなり、疲弊してしまう。自分が有用であると感じたい承認欲求を満たすためだけに、ワクワクしないことまで手を広げていないかをチェックする。

  • 自己効力感に偏らない
    自己肯定感が自己効力感にすり替わってしまうこともある。自分の得意な仕事は、自分の承認欲求を満たすために、簡単に手を広げがちだ。特に僕のようなコンプレックスを多く抱えた人間が、自分の得意分野で圧倒的な成果を出し、回りを唸らせることができたら、超気持ちがいい。ただし、度を越すと、完璧主義の罠に陥って、気づくと疲弊してしまう。圧倒的な成果を出すどころか、疲弊してしまえばミスを連発して、回りからの信用も失ってしまう。

2.健全なわがままを通す

僕は単純にイメージで考えるのが好きだ。忙しくなるとは、自分の仕事がこれまでより大きくなるか、仕事の数自体が増えることだ。自分はそう簡単に仕事効率をバク上げできる能力を持ち合わせていないことを知っている。だから、これを全部自分で受け持ったら、パンクすることが簡単にイメージできる。そこで、自分はこれまで通りの青い部分だけの仕事量を受け持ち、黄色い部分は他人にやってもらう。具体的には、上司や部下に会議に出てもらったり、自分以外の人でもできる部分の仕事を回りに振ったり、アウトソースして、徹底的に自分の受け持つ部分をコアにする。

ただし、自己中心的に偏らないことも大切だ。周りを巻き込むと行っても、自分ができるのはお願いするところまで。強要はできない。本当に助けてくれるかどうかは頼んだ相手の決めることだ。でも、とてもとても幸運なことに、そんな健全なわがままを通すことができる職場環境にいる。

3.次元上昇を楽しむ

これを実行すると、自分自身も巻き込んだ回りも成長し、次元上昇を実感し楽しむことができる。もう一度、単純なイメージで考えると、自分の仕事内容も、巻き込んだ回りも、同時に大きく濃く、成長していくイメージだ。

もちろん実際の仕事は、そんな単純ではないから、簡単には行かないこともある。でも、そんな時こそ、立ち止まって、大局的に眺めてイメージして、忙しさで自分を見失わない行動を取るようにしている。


#仕事のポリシー

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